ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

寿司よし @岐阜県岐阜市 (2)

2024年03月20日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

久しぶりに柳ヶ瀬商店街、弥生町の「寿司よし」へ。創業は昭和26年(1951)。ちょうど通りかかって女将さんが暖簾を掛けていたところだったので昼はここにしようと暖簾をくぐった。まだ口開けすぐの時間だったのでしっかり準備が整っていないようだったが、主人と若い衆が「どうぞどうぞ。」と招き入れてくれる。少しだけ準備を待ってカウンター席に腰掛けた。まず女将さんに酒を燗してもらう。多分銘柄は「富翁」。主人に「鯖の松前寿司は出来ますか?」と尋ねるとOKとの返事。以前から食べてみたかったんだ、ここの鯖寿司。飛び切り燗で出てきた酒を「あちっ」なんてやりながら主人の手捌きを眺める。

しばらくしてその場で押し、包丁を入れられた「さば松前寿司(小)」が完成。しっかりとしたサイズのが7切れ。”小”にしては多いなと思ったら「口開けの客は大切だから。」と主人がサービスしてくれたようだ。有り難し。三方を囲むように巻かれた大きな昆布と一緒に口に入れる。旨い。鯖の身の厚さはほどほど。間に甘酢生姜を挟みながら次々と口に入れていく。酒が無くなったのでお茶を淹れてもらう。やっぱり鯖寿司には熱いお茶だ。若い衆の後ろに”当店自慢・しいたけ寿司”と書いてあった。そうそう、それも食べたかったとお願いしてみた。主人が出してきたのは甘く煮含めて下拵えしてある分厚いどんこ椎茸。酢飯と一緒に握って海苔の帯で留められた「しいたけ寿司」。そのまま一気に口へ持っていく。デカいので口いっぱいに椎茸の風味が拡がった。飯との間にはおかかが挟んであるかな。こういう気兼ねない寿司屋は居心地がいい。次はお好みで好きなタネを握ってもらおうっと。(勘定は¥3,000)

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寿司よし

岐阜県岐阜市弥生町9

 

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コメント (6)
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