ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

宮平 @名古屋市千種区・内山

2024年03月16日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

日曜祝日休みの店なのでなかなか訪れる機会の無かった内山の「宮平」へ初訪問。機会を伺ってもう何年経ったやら…。今池駅から歩いて店へ。通り沿いの建物の間にひっそりと昭和な家屋が残っていて、提灯と白い暖簾が出ていた。中に入ると土間にテーブル席が6つ程。先客は若いのが1人と高齢の方が1人。出ていらしたのはエプロンをした年配の主人。もっと高齢の方がやっていらっしゃると思っていたので意外。壁に掛けられた札の品書きは「ライス(大)(中)(小)」「赤だし」「キリンビール(大)」のみ。取るものも取り敢えず「キリンビール(大)」をお願いする。ショーケースの中には出来上がった惣菜の皿(フライ、煮物、焼物等)が並んでいる。商品に名前は付いていないので、主人に「コレは?」と尋ねると「ナスと人参とピーマンの肉味噌炒めです。」と教えてくれた。「温めましょうか?」と訊いてくれるのでお願いした。

ビールをコップに注ぎ、グイッと。ウメーッ(まだ明るいもの)。温めてくれた「肉味噌炒め」には貝割れ大根が散らしてある。肉味噌には少し辛さがあって、ナスの切りが大きく、ビールの供にちょうどいい感じ。壁に並べられた酒のミニ瓶や、額に入った旧札を眺めながら杯を進める。途中でまたケースを眺めに。次に選んだのは「エビカツ」。これも温め直してもらう。付け合わせは千切りキャベツで、マヨネーズがボトルのままテーブルに置かれた。主人が近所の方で初めて店に来たという客と話しているのが聞こえてきた。主人によると、やはりこの辺りでは一番古い店らしく、創業は戦前か終戦直後らしい。残った「エビカツ」をビールで流し込み、勘定してもらった。次は煮魚か焼魚とライス、赤だしをいただきに来ようっと。(勘定は¥980)

 

 

宮平

愛知県名古屋市千種区内山2-3-4

 

( 名古屋 なごや ちくさ うちやま みやへい みやひら 食堂 大衆食堂 酒場 めし 昼飲み )

コメント (2)
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