ある土曜日の昼、仕事の途中で立ち寄ったのは岐阜県関市の山の中の団地入口にポツンとある喫茶店「河童」。周辺は緑多く、他に飲食店は全く見当たらない辺鄙な場所。以前にも伺ったこともあるが、その時は休みで入ることが出来なかった。こちら、外看板に「コーヒー・中華そば」とあるのが珍しい。看板にあるということは最初から喫茶と中華そばを”推し”ていたということだろう。店内は当然よくある喫茶店風情。テーブル席3つの他にカウンター席もある。年配の給仕女性が1人でやっていらっしゃるが、この方が女将なのかな? 窓際の席に座ってお願いしたのは「中華そば定食(ライス+おかず付)」。BGMのラジオを聞きながら出来上がりを待つ。
しばらくして「中華そば定食」が出来上がった。中華そばに飯碗のライス、大きめの玉子焼1切れに小鉢の煮物、それに白菜の浅漬けが付く。中華そばには、チャーシューが3枚、かまぼこ、刻みネギ、そしてスライスされた茹で玉子がのる。スライス茹で玉子は懐かしいなぁ。実家にもカットする器具があったっけ。スープはすっきりとした醤油味。麺は縮れ麺。中華そばとしてなかなかいい感じなのだが、最初から粗挽き胡椒が振ってあるのが今一つ。結構支配的でなのだ。でもチャーシューは自家製のようだし(未確認)、副菜のしっかり味の滲みた煮物(大根、人参、竹輪)も旨い。中華そばと白ご飯っていうのも久しぶりに食べた気がするなァ。(勘定は¥980)
軽食/喫茶 中華そば 河童
岐阜県関市向山町4-1-1
( 関 せき かっぱ 喫茶河童 喫茶店 珈琲 ラーメン 定食 軽食 ランチ )
喫茶店だけど、中華そばが推しというところが、
面白いですね。なかなかなさそう。
チェーン店でない個人商店が減る時代、貴重なお店ですね。
最初から胡椒が降ってあるというのは、店主のこだわりでしょうか?
なんとなく素朴な味を想像します。
ラーメンは素朴な味でしたが粗挽き黒胡椒は素朴じゃありませんでした(笑)。
一度ワンシルバーがやっていない時に行ったことはありますが、、同じ値段ならやっぱりワンシルバーかな。
私も5月の末に初めてワンシルバーに行ってきましたが、定食目当ての職人さんや年配の方々で
大盛況でした。東海地方の喫茶店は相変わらず強いですねー。