ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

〼や (ますや) @岐阜県瑞浪市

2024年02月08日 | 岐阜県(東濃)

以前に訪問した岐阜県瑞浪市の「稲荷温泉・不老荘」を再訪した際に立ち寄ったのは、手打蕎麦の「〼や(ますや)」。すぐ近くに古い建物が数軒残っているので以前に散策した時にブックマークしておいた店だ。ネット上には「ますや萬有」なる屋号で紹介されているが、そう記述したものは何も見つからなかった。店内は広いフロアにテーブル席が5つ。雰囲気からして別業種からの居抜きだろう。年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。品書きから選んだのは「冷たい十割そば・一枚」。厨房の様子は席からは見えない。

しばらくして「冷たい十割そば」が運ばれた。蕎麦は長方形の笊にふた山盛られていて、片方には刻み海苔が振られている。他にも舞茸を豚肉で巻いたものや、ひじきの煮付が小鉢で付いてきた。刻みネギと山葵は別皿に。まず濃い色付きのつゆだけ啜ってみると、辛汁とまではいかないがカエシ強めのタイプ。手繰った蕎麦は緑がかっていて極細と言っていい切り。張りがあって喉越し良く、旨い。刻み海苔はやっぱり無くてもいいかな。安価な上に折角付けてくれた小鉢だけれど、それ自体の味付けが濃いので十割蕎麦と一緒にはもう少し優しい味の品の方がいいかも。さらっとした蕎麦湯もいただき勘定してもらった。昨今の事を考えると二枚でも値付けは安いので次は二枚でいこうかな。(勘定は¥700)

 


 

↓ 以前にも訪れた稲津町の「稲荷温泉・不老荘」を再訪するも、昨年に経営者が変わったそうで価格が倍額になっていた。鄙びた場所のいい湯だったが、さすがに以前と同じ施設でその値段では…、ということで入湯は見送り。「荷機稲荷神社」にだけお参りして引き上げた(訪問12月初旬)。

 

 


 

 

手打蕎麦 〼や

岐阜県瑞浪市稲津町小里1043-2

 

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コメント
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