ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

プチグリルサトー @名古屋市中川区・高畑

2022年10月24日 | 名古屋(熱田区・中川区)

娘の買物に付き合った後、家に送って行くついでに一緒に夕食を摂ることに。希望を訊いても「何でも食べる」と言うので前から入ってみたかった中川区の洋食屋「プチグリルサトー」へ行くことに。堀川と中川運河を越えて店に辿り着いた。少し離れた駐車場に車を停めて店に向かう。ドアを開けて中に入ると夜の営業時間が始まったばかりとあって先客はまだ無し。そこそこ年季の入った店内でご高齢の夫婦が暖かく迎えて下さった。カウンター席に腰掛けようとすると「テーブルでもいいよ。」との事だったので、お言葉に甘えて6人掛けのテーブルに座らせてもらう。女将さんはメニューを眺めている自分たちに色々と声を掛けて下さる。自分は駐車場から歩いてくる時に外看板にあった「クリームとんかつ」に決めていたが、娘も同調し2人とも「クリームとんかつ定食」をお願いした。ソースはデミソースもあったが「最初ならとんかつソースで。」という女将さんの言に従ってそうする。コックコートを着た主人の調理が始まった。

女将さんが先にご飯と味噌汁と漬物(たくあん)を運んでくださった。最初から男性と女性でご飯の量を変えているが、女将さん自身も「変やけどねー。」と今の時代に合わないかもとは感じていらっしゃる様子。もちろんご夫婦の心遣いなのだが。間もなく「クリームとんかつ」も登場。「熱いからねー、最初のひと切れはご飯の上ののせるといいよ。」とは女将さんの弁。白い平皿にクリームとんかつと付け合わせの千切りキャベツ、トマト、きゅうり、ポテサラがのっている。とんかつソースのかかったそれを箸で取り、指示通りご飯の上で一呼吸置いて熱々を口に入れる。メニューには”とんかつの中にクリームコロッケが隠れた”とあったが、クリームコロッケのタネを豚の薄切り肉で包んで衣を付けて揚げてあるのかな。中からとろっとしたベシャメルソースが出てくる。うん、旨い。これはありそうで無かったナ。ご飯の調子だけが今ひとつだったが、味噌汁とたくあんを挟みつつ平らげた。自分と同じく食べるのが早い娘もそう遅れずに綺麗に完食。既に後客が何組も入って来たので勘定してもらうと、女将さんは最後まで「わざわざ来てくださって。」などと声を掛けて下さる。まだ色々な組み合わせの定食で食べてみたい品が沢山。「冷たいポテトスープ」(6~8月のみ)を頼むのを忘れてしまったのでそちらもいただきたい。(→娘はすでに友人と再訪したとのこと)。(勘定は¥2,100)

 

プチ・グリルサトー

愛知県名古屋市中川区荒中町257

 

( 名古屋 なごや 荒子 中島 プチグリル・サトー 洋食 洋食店 フライ物 定食 クリームコロッケ クリームトンカツ )

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