ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Love Bites / Buzzcocks

2022年05月23日 | パンク・ニューウェーヴ

Love Bites / Buzzcocks (1978)

英オリジナル・パンクの雄、バズコックス(Buzzcocks)のセカンド・アルバム。もちろんアナログでも所有している。こちらは1995年に音楽誌「ロッキング・オン」監修として発売されたシリーズで、オリジナル・アルバムに「+7」と7曲のボーナス・トラックが収録されていて、当時この日本盤だけの企画だったと記憶する。¥1,750という定価も当時としては輸入盤並みで安かったんじゃなかったかな。このシリーズではワイヤー(Wire)も揃えていたので、当然これも持っているものだと思ってCD棚を調べたら、このセカンドだけ抜けていたので何となく揃えたくなり、今更ながら購入(←簡易紙ジャケ5枚組でも持ってるだろうに…)。

ファーストと同じ年に発売されたとあって雰囲気はほとんど変わらず、素晴らしい楽曲が並ぶ。久しぶりに聴いたがやっぱりイイなァ。後によくカヴァーされることになる代表曲のひとつ「Ever Fallen In Love (With Someone You Shouldn't've?)」も収録。ボーナス・トラックはシングルのみの収録曲。彼らの場合、パンクといってもちょっとひねくれた歌詞と、どこまでもポップでシンプルなメロディーが真骨頂なので色褪せない。もちろん初期3枚は必聴。どれも甲乙つけがたい出来だ(ただし3枚目は少し雰囲気が変わる)。89年だったか復活した際に、シドニーの小さなクラブ(たしか「Marquee」だったはず)で彼らのライヴを体験することが出来たのはいい思い出だ。小太りになったピート・シェリー(Pete Shelley)がスウェットの上下かなんかで出てきてずっこけたけど(苦笑)。

ネット・オークションにて購入(¥470)

  • Label ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B0000253CZ
  • Disc ‏ : ‎ 1
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グルッペ (2) @名古屋市西区・浄心

2022年05月23日 | 名古屋(中村区・西区)

自転車でブラブラしていたある日、浄心の洋菓子店「グルッペ」へ。卸として創業したのが昭和32年(1957)で、この店は昭和37年(1962)に開業したのだとか。店先に自転車を停めて中へ。店内にはご高齢の主人のみ。ガラス・ショーケースの中にはクラシックなケーキが並ぶ。その中に昭和の名残り”たぬきケーキ”を見付けた。こちらでの名前は「ポンタくん」。以前はコロナ禍で喫茶を中止していたと思ったけれど、もう今は大丈夫。中でいただけることを確認し、ホットコーヒーも付けてもらった。テーブルは3つ程並んでいる。主人は雪平鍋でコーヒーを温めカップに注ぎ、グルッペの”G”と銘の入った渋い皿に盛られた「ポンタくん」と一緒に持って来てくれた。

こちらのたぬきケーキは割としっかりとした円筒形。アーモンドスライスが耳になっている。フォークを入れると頭の部分は全てバタークリームで作ってあり、胴体はスポンジ・ケーキ。バタークリームは甘さ控えめで、風味もさほど強くない。コーヒーはさすがに香りが飛んでしまっていて酸味も出ているが、ケーキの供として美味しくいただいた。勘定の際にショーケースの中にクッキーの詰合せを見付けた(写真下)。値付けが安く、思わず「これも下さい」とお願いする。

「クッキーの詰合せ」は家に持ち帰ってコーヒーの供にする。クッキーは4種類11枚も入っていた。密封はしていないのでサクサク感は乏しいし派手さは全然無いが、どれもなんとも言えずいい感じで旨い。こちらの店では主人以外見かけたことがないから、全部主人が手作りしているのだろうか。次はケースの中にあったチョコの「おやつ」(←商品名)っていう菓子でコーヒーをいただこう。(勘定は喫茶¥650、クッキー詰合せ¥250)

以前の記事はこちら

 

洋菓子&喫茶 グルッペ

愛知県名古屋市西区城西4-28-13

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん 城西 ケーキ 洋菓子 喫茶 コーヒー ぐっさん家 焼菓子 クッキー たぬきケーキ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする