ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

I'm Your Fan : The Songs Of Leonard Chohen / Various Artists

2022年05月25日 | ポップス・オールディーズ

I'm Your Fan : The Songs Of Leonard Chohen / Various Artists (1991)

カナダの詩人、レナード・コーエン(Leonard Cohen)のトリビュート盤。タイトルは彼の代表曲「I'm Your Man」と引っ掛けている。邦題は「僕たちレナード・コーエンの大ファンです」という身も蓋もないものだった(笑)。発売当時はそれほどレナード・コーエンに興味がある訳でなく、ただ収録アーティストと邦題が気になっていただけ。月日が経ってレナード・コーエンに興味が出ていくつも作品を買っていて、他のトリビュート盤と共に頭の隅に残っていたこちらを購入。こういったトリビュート盤は、よく知っているアーティストが入っていないと絶対に1回聴いて終わり。こちらの作品は約半分のアーティストを知っていたのでギリギリOKだろう。収録曲とアーティストは以下の通り。

01 First We Take Manhattan – R.E.M.
02 Hey, That's No Way to Say Goodbye – Ian McCulloch
03 I Can't Forget – Pixies
04 Stories of the Street – That Petrol Emotion
05 Bird on the Wire – The Lilac Time
06 Suzanne – Geoffrey Oryema
07 So Long, Marianne – James
08 Avalanche IV – Jean-Louis Murat
09 Don't Go Home with Your Hard-On – David McComb & Adam Peters
10 Who by Fire – The House of Love
11 Chelsea Hotel – Lloyd Cole
12 Tower of Song – Robert Forster
13 Take This Longing – Peter Astor
14 True Love Leaves No Traces – Dead Famous People
15 I'm Your Man – Bill Pritchard
16 A Singer Must Die – The Fatima Mansions
17 Tower of Song – Nick Cave and the Bad Seeds
18 Hallelujah – John Cale

レナード・コーエンの音楽はやはり詩の部分の重要度が大きく、直接的な物言いではないのでどうしても言葉の壁を感じてしまう。でも日本語で歌われたってその詩を理解出来るかどうかなんて分からないし、これらのアーティストがレナード・コーエンの歌詞をどう解釈して歌っているかなんて本人以外には誰にも分からないだろう。メジャーなアーティストが少ないが、REM、ピクシーズのブラック・フランシス(Black Francis)や、エコバニ(Echo & The Bunnymen)のイアン・マッカロク、ニック・ケイヴなど、やはりクセのあるアーティストが並ぶ。そして最後に収録されたジョン・ケイルの「Hallelujah」。これを聴いたのはこのアルバムが初めてじゃないが、何度聴いても痺れる素晴らしい出来だ。

ブックオフにて購入(¥290)

  • Label ‏ : ‎ Atlantic / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B000002ISX
  • Disc ‏ : ‎ 1
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金龍 (6) @岐阜県岐阜市

2022年05月25日 | 岐阜県(岐阜)

新装というか、完全に建て直して営業を再開した八代の中華料理屋「金龍」。昨年夏に一旦店を閉める際に再開の告知はあったものの、あの御歳だからひょっとしてと思っていたが、やる気マンマンなのが嬉しい。営業再開してからそう経たない頃に店を訪れた(訪問5月初旬)。事前の情報で知ってはいたが、何とも素っ気ない外観。申し訳程度に”金龍”の小さな看板が置いてある。窓が無いので正面からは中の様子は分からない。前の店の時にはその鄙びた外観から入りづらいという人が多かったが、むしろ自分にはこちらの方が入りづらいゾ(苦笑)。引き戸を開けて中に入ると、真新しいカウンター席はL字。小上がりは2つ。開店祝いの花がいくつも置いてある。新調された座布団もふかふかだ。ご夫婦は以前の白い調理服を止め、Tシャツと若々しい。5-6人掛けのカウンター席はひとつ空いているのみで後は埋まっている。早速「かに入焼飯」と「ギョーザ」をお願いした。後から後から常連客が次々と詰めかける。そのたびに女将さんが「おぉ、○○君、久しぶり!」などと声をかけていた。慕われているなァ。小上がりもすぐ埋まって満席の盛況ぶり。注文が殺到しているが主人は余裕綽々。さすがベテラン、淡々と調理が進んでいた。

まずは「ギョーザ」が登場。ぷっくりとしたのが6個。以前と同じく辛子醤油で。口に入れると餡の旨味が口いっぱいに広がる。ここの餃子は本当に旨いなァ。これでビールといきたいが車なのが残念。そしてカウンター越しに主人から平皿にこんもりと盛られた「かに入焼飯」が渡された。うっ、と一瞬怯む攻撃的な量(笑)。相変わらずの破壊力だ。怯まず挑んでいく。具材は細かく刻んだ人参、たけのこ、ピーマン、コーン、玉子、それにカニの身。「五目焼飯」っていうのがあるのでそれ+カニという感じかな。ただカニの風味はやや希薄。一心不乱にスプーンを動かして「ふぅ、お腹いっぱい…」となったところで約半分(笑)。でもこれ、ふわっと炒められ旨いんだ。旨いからこの量でもいける。スピードを緩めず残りの半分をしっかりと平らげた。きっと夜はお腹が空かないだろう。またこの店で色々食べることが出来ると思うと嬉しい。次はやっぱり平打ちの麺を。両面焼きじゃない「焼そば」にしてみようかな。(勘定は¥1,250)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5

 

金龍

岐阜県岐阜市八代3-2-7

 

( 岐阜 ぎふ 八代 やしろ きんりゅう 金龍八代店 ラーメン 中華そば 焼飯 やきめし ヤキメシ チャーハン 大盛 デカ盛 餃子 ギョウザ 新装開店 )

コメント (2)
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