ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

けいちゃん ほそ江 @岐阜県岐阜市

2022年05月06日 | 岐阜県(岐阜)

もうオープンしてから4年位経つという岐阜市二番町のけいちゃんの専門店「ほそ江」にやっと初めて入ってみた。暖簾をくぐると中は小さいカウンター席とテーブルが2つのみとこじんまり。女性主人は下呂市の出身だとか。「けいちゃん」は奥美濃地方の郷土料理。醤油や味噌ベースに漬けた鶏肉を野菜と一緒に鉄板で焼く。店によってニンニクが入っていたり、いなかったりもする。小さいカウンター席に案内されメニューを眺める。値付けはどれもやや高め。呑むつもりで来たので「キリンラガー 大瓶」と、けいちゃんは単品の「しょうゆ キャベツ入り」をお願いした。日本酒も冷蔵庫にはあるようだが、メニューには書いてない。主人が「にんにく大丈夫ですか?」と訊いてきたので「大丈夫」と返事。そういえばコロナ禍でマスクをするようになってから平日の夜でも翌日のことを気にせず平気でニンニクを食べるようになってしまった。

まずはコップに注いだビールをグイッと。頭上のテレビを眺めながら待っていると、卓上コンロにこんもりと盛り上がったジンギスカン鍋が用意された。クッキングシートが敷かれた上に味付けの鶏肉、キャベツがのせられている。鶏肉は少なめで100gだそう。しっかりと火を通していく。ジンギスカン鍋は具材を混ぜにくいので焼きづらい。だんだん醤油だれの焦げた匂いが立ち昇り、食べられるようになった。しっかりとニンニクが効いて旨い。たれに漬けてある肉は焼いても硬くならないのがいい感じ。この味の組み合わせだもの、旨いに決まっている。特に凝っていないシンプルな料理だけれど、他であまり見られないのは意外(それともあるのかな)。けいちゃんも今ではスーパーで売っているが、ちょっと前までは特定の精肉店かなんかへ行かないと買えなかったし。他のつまみも少しだけあるにはあるが少なく、もう1人前けいちゃん追加っていうのも違う気分だったのでビール1本で止めておいた。(勘定は¥1,600)

 

けいちゃん専門店 ほそ江

岐阜県岐阜市二番町4

 

( 岐阜 ぎふ けいちゃんほそえ 鶏ちゃん けいちゃん 郷土料理 鶏焼肉 )

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