岐阜市の名鉄岐阜駅の東にある「大衆スタンドむらかみ」に入ってみた。実はこの日、近くのある居酒屋に出掛けて呑むつもりだった。通りがかりに”めし”の大きな暖簾を見付け、お、新しい店かと近寄ってみると、看板に”ハイボール””バイス”などの文言を見付けたので急遽入ってみることに。後から調べてみると去年の5月にオープンしたばかりらしく、コロナ禍で呑みに出掛けなかったこともあって全然知らなかった。中に入ると広い店内には大きなコの字のカウンターが。先客は数名。主人と思しき若い男性の他、若い女性店員が2名。早速「バイス」をお願いする。つまみは何か分からず「だしピー」を。
すぐに出てきた「バイス」はセーラームーンのグラスで出てきた(笑)。クラッシュアイスというか粗いかき氷みたいなアイスに注がれ、ピンク色をしているのでまるで子供の飲物のよう。呑んでみても氷が多くてどのくらい焼酎を入れてあるのかよく分からない。「だしピー」は大きな丸ごとのピーマンの中に出汁が含ませてあるものだった。温かくはなく冷製。この店のコンセプトなのかドラゴンボールの皿に盛られている。かぶりつくともちろん出汁が溢れる。なかなか面白い。次は「クリームチーズの王様」というのを、またどんなのかも訊かずに注文。こちらはクリームチーズにクラッカーが4枚刺してあり、その上から蜂蜜がかかっている。なかなかいいアイデア。これは家でウイスキーを呑む時にやってみよう。
酒のお代わりは「キャプテン」。こちらはアラレちゃんのグラスで（苦笑）。初めて呑むが、青りんごのシロップを使ってあるそうで、甘い。たぶん大阪のこちらの商品だろう。追加は名物だという「チーズそぼろ」。これは醤油の風味でクリームチーズにそぼろが混ざっていて、海苔とわさびでいただく。うっかりクリームチーズが被ってしまったが、これもなかなかいい感じ。でも呑んだ気がしないし、この飲物に合うつまみなんて見付けられないと、「日本酒」に変更。銘柄は書いてないが注ぐところを見ていたら「立山」だった。女性店員が主人に訊きながら調理をしたりと素人っぽいところも。でも主人が鍋をあおっている炒飯はとても捌きが見事で旨そうだった。店が狙っている客層は自分のようなオッサンではないだろうが、昼からの通し営業だから使い易そうだし、どちらかというと食事メニューが良さそうな感じだったので、次は食事に寄ってみようかな。（勘定は￥2,000程）
岐阜県岐阜市長住町2-10-19
※令和6年5月末を以って閉店されました
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