ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

梅田屋 @名古屋市千種区・今池 (※閉店)

2019年06月21日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

今池でウロウロしていたこの日、1人では入りにくいかなと思って何度も見送っていたホルモンの「梅田屋」の暖簾をくぐってみた。創業は昭和20年(1945)だとか。中に入ると大きなコの字のカウンター。これなら1人でも問題ない。奥にはテーブル席などもあるようで賑やかな声が聞こえてきた。まずはビール。サッポロ黒ラベルの瓶ビールをいただく。焼物は「ハチノス」に「センマイ」を注文。自分用のコンロが用意され、丸くて大きな鉄板が乗せられる。「ニンニク入れていいですか?」の質問には…、明日も仕事があるので少しにしてもらった(本当はジャンジャン入れたい)。調理は店の人がやってくれる。炒めたものに多めの唐辛子粉をかけたりして調理が完成。

「どうぞ。」の声に続いて鉄板から直接つまんでいく。味付けはかなり濃いめで、辛め。タレには味噌も使われているかな。「ハチノス」と「センマイ」それぞれの独特な食感(歯応え)もあって咀嚼するのが楽しい。玉ねぎやネギなどもたっぷり。これでビールだもん、言うこと無し。旨いなァ。1人でも全く問題ない。追加は何にしようかな。残りに豆腐やうどんという手も…。

Uの字カウンターに座っているのは自分とあと1人の年配のオッサンのみ。ちょうど向かい合わせに座る形になったのだが、このオッサンが1人でずっとしゃべり続けている…。最初は酒場には時々居るただのヨッパライの独り言かと思いきや、なぜか自分から全く目線を外さない。話しかけられているようでもあるので聞き耳を立ててみるが、何を言っているかは分からない。でも全く目線を外さないというのはかなりの苦痛。だんだん腹が立ってきて、こちらも強い目線で”これ以上こっちを見るな”のサインを送り返すが、あちらは動じず(完全にこちらに目が合った状態で)独り言を続けている。サイコ。イッちゃってる人かと思いきや、注文の時とかは普通。イライラ…。もう少しでおしぼりを投げつけそうになるのを我慢。気分は悪いし、あまりにも気色が悪いので追加はあきらめ、もう勘定してもらうことに。もっと呑みたかったけれどなァ…。勘定をしてもらう際には無礼なオッサンの振舞いに気付いていた店の方が「どうもすいませんねェ…。」と声を掛けてくれた(オッサンまだしゃべってるけど…・苦笑)。あぁ、気持ち悪かった。また出直します。(勘定は¥2,100程)

 


 

↓ 駅上、交差点の好立地にありながらスカスカで廃墟同然の「新今池ビル飲食店街」(1962年建造)。ここは一体どうなっていくんだろう? 

 (後記)時々行っていたこのビルの中古レコード店が5月に閉店。その際に”ビル老朽化による解体のため”と記述があったもよう。

 

 


 

梅田屋

愛知県名古屋市千種区今池1-13-8

 

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コメント
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