ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ボンボン @名古屋市東区・高岳 (2)

2017年12月09日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

昼食後に娘の買物に付きあわされた後、2人で「喫茶ボンボン」(創業昭和24年・1949)へ。もちろん自分セレクト(笑)。娘はこういう昭和の香り漂う店に入ったこと無いかもなーと面白半分に。荒れた天候の日の午後だったが、店内はなんと老若男女の客でほぼ満席。すごいなァ。「喫煙席しか空いていないですが」と言われたが、娘も別にいいよと言ったので窓際の席に座る(あまり効果が分からないが分煙になっている模様)。自分はコーヒーと「アメリカン」(ケーキの名前です)、娘はカフェラテと「イチゴタルト」を注文した。やや暗めの照明や、クラシックな照明器具、赤い革ソファなど、娘は意外にも「お洒落」と思ったそうだ。友達と一緒ならバチバチ写真を撮ってインスタかなんかに上げるのだろうが、自分と一緒なので自重している様子。

コーヒーは相変わらずしっかりと濃い名古屋標準(※昭和期)のコーヒー。「アメリカン」はみっしりと詰まったケーキで、シナモンの風味がある。中にはドライフルーツやナッツが入っていて、甘さは思ったよりも強くなかった。娘は自分と同じで早喰いで何でもチャッチャと済ませるタイプなので、他愛もない話をしつつもじきに席をを立って勘定してもらった。「ケーキ、何か持って帰りたい?」と訊くとニンマリと笑ったので、店の中を通って隣の「洋菓子ボンボン」へ。娘が選んだフルーツの入ったババロア「ハワイアン」と「渋皮モンブラン」(2つかいっ)を包んでもらい持たせてやる。もう免許持っているんだから運転して親父を酒場に送ってくれないかなァ…。(勘定は喫茶¥1,300程、持ち帰りケーキ¥630)

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↓ 「歩こう!文化のみち」第3弾。「金城学院高等学校・榮光館」(昭和11年・1936・建造)。学校なので普段はもちろん立ち入ることが出来ず、初めて中に入る。生徒にとってはただの古臭い建物かもしれないが、こんな講堂(※登録有形文化財)が学内にある生徒諸君が羨ましい。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

洋菓子・喫茶 ボンボン

愛知県名古屋市東区泉2-1-22

 

( 名古屋 なごや ボンボン 喫茶 純喫茶 ケーキ 珈琲 洋菓子 近代建築 国登録有形文化財 東区 ) 

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こころ家 @岐阜県岐阜市

2017年12月09日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜駅周辺で呑み屋を探してぶらついていたある日の夜、玉宮町の通りには沢山の店があるのだが、個人的に”電通が入っている”ような店(あくまで比喩的な表現です)には相変わらずそそられないし、1人なのであまり賑やか過ぎる店は嫌だし、とウロウロ。道を外れて路地に入ると、外から店内の様子が伺えて、佇まいもシンプルな店を見つけたので思い切って入ってみる。「こころ家」という小料理屋で、L字カウンターとテーブル席というこじんまりとした店。先客は2名とちょうどいい。お綺麗な女将さんが1人で賄っている様子。カウンターの上には大皿に盛られた惣菜が並んでいた。1人でゆっくり呑むには良さそうな雰囲気。

まずはお酒(高清水)をぬる燗でお願いする。銘の入った徳利と猪口で。最初だけ女将さんが注いでくれるが、いつも手酌なので照れくさい(笑)。お通しは里芋の煮物と枝豆。ほっとする一杯。さんまの煮付けを注文。まるっと1本。濃いめの味付けで酒が進む。わたまで綺麗にいただいた。そこに年輩の男女のグループが店内に入ってきた。50代後半か60代前半といったところだろうか。1人は女将さんと気軽に喋っているので常連客が連れてきたようだ。カウンターにも座るようで席の移動をお願いされる。このグループ、同窓会か何かの2次会らしく、すでに酒が入っているようでかなり賑やか。カウンターにも数人座っていて、こちらに向けても大声で喋るのでうるさいうるさい…。すっかり追加する気が失せてしまったので女将さんに勘定をお願いした。「ごめんなさいねー」と女将さん。たぶんこんな日は珍しいと思うので次は落ち着いて呑みたいナ。(勘定は¥1,700程)

こころ家 (COCOROYA)

岐阜県岐阜市羽根町12-10

 

( 岐阜 ぎふ こころや 小料理屋 居酒屋 酒場 おばんさい 大衆酒場 ひとり呑み 割烹 )

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