ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

小塩屋 (3) @岐阜県岐阜市

2017年12月30日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

雨の降った平日の昼前、岐阜市菊地町の人気食堂「小塩屋」の開店時間に合わせて訪問。横の駐車場に車を停めて、少しだけ開店時間になるのを待つ。定時になってよしっと車を出て暖簾をくぐると…なぜか先客が4名も(苦笑)。いったいいつから居たんだ…。いつもの店頭のおすすめ表示もなく、店の中にもあまり紙短冊の品書きが下がっていなかったので、珍しく多くない選択肢の中から「カキフライ定食」を注文する。よく見ると奥のテーブルではお母さんが本日のおすすめをホワイトボードに書いている真っ最中。そうか、これからだったか…。ちなみに本日のおすすめの中には「メバルバジルオイル焼き+ヒレカツ」なんてエキセントリックなものも。攻めてるなァ(笑)。いつにも増して電話注文が多いようなのは雨が降っているからかな。ここは厨房も給仕も女性がほとんどなので、相変わらず厨房付近はあーだこーだと大騒ぎだ。

しばらくして運ばれた「カキフライ定食」にはなかなかのサイズのカキフライが5個。それに根菜と菜っ葉の煮物の鉢、味噌汁に漬物が付く。ご飯は”中”でお願いしたが、大きめのご飯茶碗にたっぷり。次は”小”でもいいかも。カキフライに付いているタルタルソースが市販のもののように重くなくイイ感じ。旨い。つけ合わせのキャベツの千切りやトマト、きゅうりにもこのタルタルソースを絡ませる。味噌汁が豚汁のような風味で、これでまたご飯も進んでいく。お腹いっぱいで満足。次々と入ってくる客に席を譲ろうと席を立つが、その時ちょうど隣の女性客のテーブルに運ばれた「カレーライス定食」には、チキンカツも付いて、更に味噌汁か小ラーメンを選択出来るという凄いもの。カキフライも旨かったが、今日の正解はこちらだったか。でも、おばさん、それ本当に全部食べるの?(笑) (勘定は¥850)

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小塩屋

岐阜県岐阜市菊地町1-1

 

( 岐阜 ぎふ おじおや おじお屋 大衆食堂 麺類食堂 ランチ 定食 洋食 中華そば 昼飲み 昼呑み )

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Shapes Of Things : The Best Of The Yardbirds / The Yardbirds

2017年12月30日 | クラシック・ロック

Shapes Of Things : The Best Of The Yardbirds / The Yardbirds (2010)

「Music Club」という英Demon Musicのレーベルから出ているベスト盤2枚組シリーズのヤードバーズ(The Yardbirds)版。このシリーズはどれも過不足無くまとまった選曲と、まあまあのアートワークで気に入っていて、以前にも色々なアーティストを購入している。ヤードバーズといえば、ギタリストが、クラプトン(Eric Clapton)→ ベック(Jeff Beck)→ ベック+ペイジ(Jimmy Page)→ ペイジ と変遷していて、特に最後期はレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の前身ともなっている重要なバンド。ストーンズ(The Rolling Stones)の後釜としてクラブの常連バンドとなり、その後はバンドとしてのヒットもあり人気を博したが、生き残った他のビート・バンドと比べてキース・レルフ(keith Relf)のヴォーカルは残念ながら不安定で弱く、その後の扱いも”3大ギタリストを輩出したバンド”に留まっている(3大ギタリストなんて言うのは日本だけらしいが…)。自分がストーンズやらを聴きだした頃にはオリジナル・アルバム(もちろんレコード)も入手困難になっていて、輸入盤で変なベスト盤3LPボックス「Greatest Hits」(写真下)を購入しただけで終わっていた。

初期のクラプトン期は活きのいいブルーズのカヴァー・バンド。そしてベック期にはポップ調の曲でヒットを飛ばし音楽性が変化、ベック+ペイジ期は時代と共にだんだんとサイケデリック色が加わってくる。ペイジが残ると、バンドはハード、実験色が強くなって自然崩壊気味に。ただやはりキャリアを通してキース・レルフのヴォーカルは印象に残りにくいんだよなァ…。ペイジは終焉を迎えつつあったバンドを次へのステップの実験場としたようで、のちにツェッペリンで演奏された曲や奏法を、ヤードバーズで同じスタイルで演っていたりもする。聴いているとやはりその後期の音に興味が湧く(今更だがちょっと買ってみようかな)。当時は今のように何十年も活動するバンドが出るなんて思いもしない時代だっただろうから、バンドが刻々と変化して短命だったのは仕方がない。1曲だけキース・レルフのソロ曲が入っているのは何故なんだろう。 

オークションにて購入(¥950)

  • CD (2010/8/3)
  • Disc : 2
  • Format: CD, Import
  • Label : Music Club Deluxe
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金華 (2) @愛知県小牧市 (※閉店)

2017年12月30日 | 愛知県(尾張)

禁断の深夜中華。娘を車で送った深夜、このまま帰るのもつまんないなと小牧市の中華料理屋「金華」へ。41号線沿いにあるので遅くまで開いている店だ。さすが国道沿いとあって遅い時間にも関わらず客が入っているし、自分の後にもポツポツと男性1人客が入って来る。ついでになぜか猫も1匹入ってきた(笑)。前回は中華料理なのになぜかここの名物みたくなっている「オムライス」だったけれど、何にしようかとメニューを眺める。常連客と談笑している女性給仕に珍しいメニュー「中華カレー」と「餃子」を注文した。

しばらくして運ばれた「中華カレー」は白い大きな平皿に盛られていた。ご飯の上には豚バラ、人参、玉ねぎ、タケノコが入ったカレーがかけてあり、カレー餡には玉子が溶いてある。人参などの切りはデカいので湯通しか油通ししてあるだろう。食べてみると辛さはほとんどなくマイルド。ずばりカレーライスでもないし、かと言って中華でもない独特の面白い味。盛りは良く食べ応えがある。「餃子」は小さめで薄皮のものが8個。中の餡の肌理も細かい。こちらもパクパクっとあっという間に完食した。次は前回も気になった「カイシ焼きそば」か「チャプスイ麺」にしてみようかな。(勘定は¥900)

以前の記事はこちら

※令和元年12月30日を以って閉店されました

中国料理 金華

愛知県小牧市小木東1-47

 

( 小牧 こまき きんか 中華料理 中国料理 ラーメン 餃子 チャーハン 洋食 オムライス 閉店 廃業  )

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