ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Marley : The Original Soundtrack / Bob Marley & The Wailers

2017年12月02日 | レゲエ・スカ

Marley : The Original Soundtrack / Bob Marley & The Wailers (2012)

ボブ・マーリー&ウェイラーズ(Bob Marley & The Wailers)の伝記映画「Marley」のオリジナル・サウンドトラック盤。映画は未見なのだが、収録曲がただのスタジオ・ヴァージョンだけでなく、ライヴ・テイクなどが散りばめられたコンピレーション盤として機能していそうだったので購入。彼らのオリジナル・アルバムはレコードとCD(買い直した)で全部揃っているし、コンピ盤やボックス・セットも沢山ある。だからここに収録されている曲もひょっとしたら既に所有している音源かもしれない(もう面倒臭いので確かめない・笑)。前ほどヴァージョン違いやオリジナル・アルバム未収録曲を必死になって探さなくなったので気軽に聴けた方がいいやという感じ。

そもそも彼らの音源は90年代以降、各種コンピ盤やデラックス盤で山のように発売され、それにプラスしてアイランド・レーベル以外の世界デビュー以前のジャマイカ音源や、その昔に粗製乱造された悪名高きJAD音源など、多発され過ぎて何がなんやらよく分からない混沌とした状況。ここに収録されている中にも権利がアイランド(現・ユニヴァーサル)以外の曲も入っている(しかも現在はJAD音源もユニヴァーサルが権利を持っている模様…)。

初々しいロックステディのデビュー時や、まだまだカリスマになっていない頃の彼らの演奏もシンプルで素晴らしいし、世界中を席巻し勢いのある70年代前中半のライヴはやはり何度聴いても惹かれるものがある。リミックスされた音源も3曲ほど入っているが、これもなかなかイイ。俄然映画が観たくなったが、ジャマイカ人のインタビュー映像は英語で喋っていても訛りが強くて英語の字幕が入っているくらいだから日本語字幕がないと辛い。日本盤を買わないと。

中古店にて購入(¥950)

  • CD (2012/4/17)
  • Disc : 2
  • Format: CD, Soundtrack, Import
  • Label : Island

 

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くら富 (2) @岐阜県岐阜市

2017年12月02日 | 岐阜県(岐阜)

早仕舞いだったりで最近何度か振られていた岐阜市金町の金華橋通り沿いにある蕎麦の「くら富」へ。開店当初は店構え(建物はデカいが店先は地味)から客入りを心配したが、順調に客足が伸びているようでなにより。長いアプローチを通って店内に入ると、この日はまだ先客がおらずすんなりと座る事が出来た。”足”(迎え)のあてがあったので、ちょいと一杯のつもりでお酒をお願いする。選んだのは「小佐衛門」(瑞浪市)の純米生原酒。つまみには「天ぷら盛り合わせ」を。天ぷらはひとつづつ提供される。つけるのは塩のみ。ちょっとピンクがかった塩でちょっと口当たりが強い。ごぼう、アスパラガス、パプリカ、さつまいも、茄子、鱧、帆立、帆立ひも、海老としっかりとした量。値段も高くないのに出来立てをひとつづつの提供でこの量は嬉しい。口当たりも軽く、もちろん揚げたてを冷たい酒でいただくんだもの、旨くない訳がない。

次は「そばがき」を頼む。蕎麦は妙高高原の在来種だそうだ。こちらは醤油と塩で蕎麦そのものの風味をいただく。本山葵が付くのもうれしい。こうして熱が加わると蕎麦の風味は冷たい水で締めた蕎麦切りよりもよく分かる。鳥の鳴き声のBGMが流れる店内には、後から後からどんどん客が入ってきて瞬く間にカウンターが埋まった。締めには「かけそば」をいただこうと思っていたが、後客の注文を全部受けてしまった後なので、これから提供を待っているとかなり順番は後になってしまう。ま、そばがきをいただいたからいいや、と軽い一杯で気持ちのいいうちに勘定してもらうことにした。蕎麦切りはまた次の機会に。(勘定は¥1,950)

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↓ 日ノ出町の「丸デブ」に近い古い店舗跡(旧・かめ宗・建築詳細不明)。かなり傷みが激しいが、往年はさぞかし風情ある店だっただろう。

 


 

 

そば くら富

岐阜県岐阜市金町2-7

 

( 岐阜 ぎふ こがねまち くらとみ くら富 そばくら富 蕎麦 そば ソバ ざる蕎麦 笊蕎麦 十割 自家製粉 天ぷら 天麩羅 天婦羅 そばがき 蕎麦掻き 近代建築 )

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RAMCHY (ラムチー) @名古屋市中区・栄 (※閉店)

2017年12月02日 | 名古屋(中区)

栄の地下街で朝のコーヒーを一杯。伺ったのは地下鉄の改札のすぐ横にある「RAMCHY(ラムチー)」。創業は昭和32年(1957)というからこの「森の地下街」誕生と共にずっと続く店なのかもしれない。広くない間口の店に入るとカウンター席と小さいテーブル席がある。年季の入った店内は昭和の雰囲気そのまま。テーブル席に座って「ホット」と注文。名古屋の喫茶店と言えばモーニングサービスが盛んだが、こちらはコーヒーの値段だけで何かが付いてくるのではなく、平日のみトーストが安い値段というサービス。特に必要なかったのでコーヒーだけにしておいた。

店はご夫婦で賄っていらっしゃるようす。入ってくるのは1人客が多く、トーストを注文する人、コーヒーだけの人、いろいろ。運ばれた「ブレンドコーヒー」は”1957年の開店以来 変わらぬ味の珈琲”だとか。伝票の裏に「カワチ珈琲商会」とあったのでそこから仕入れているのだろう。白いカップとソーサーに入ったコーヒーは、いわゆる”名古屋らしい”濃いものとは違い、ライトで飲み易いタイプ。年月を経た背中に合わせて丸く曲がった背もたれの椅子がいい感じで、もたれつつゆっくりと味わった。店の外から聞こえてくるのは仕事に向かう何人ものコツコツというハイヒールの音。そろそろ出かけようっと。ところで”ラムチー”ってどういう意味だろう?(勘定は¥380)

 


 

↓ 名古屋城の外堀に架かる「大津橋」(昭和8年・1933・建造)。柱頭の飾りは花が沢山。でもこうして見るとちょっと不気味(笑)。それにしてもこの時代の橋の意匠のなんと優雅なことよ。

 

 


 

 

 

珈琲 RAMCHY (ラムチー)

愛知県名古屋市中区栄3-5-12 森の地下街

 

( 名古屋 なごや ラムチー 喫茶 純喫茶 珈琲 コーヒー 小倉トースト モーニング モーニングサービス 近代建築 閉店 廃業  )

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