ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

庄や @岡山県岡山市

2017年09月07日 | 岡山県

岡山市での夜。もちろん呑みに出掛けないと。出来れば”地の物”を、”地の店”で頂きたいと探して寄ったのは岡山駅の南にある「大衆味いそ料理・庄や」。なぜか岡山駅近辺には”庄や”という屋号の居酒屋が何軒もあり、この店のすぐ近くにも同盟のチェーン店があるし、他にも2軒ほどあるようだ。店の前に自転車がいっぱい停まっているのは地元の人が多く集まっているからだろうか。暖簾をくぐるとカウンター席も小上がり席もほぼ満員の大盛況。店の人も困っていたが、カウンターの一番端っこを空けてもらい何とか着席。ちょっと厨房の裏側の事情がばっちり見えてしまう席だったのが辛い。店の雰囲気は落ち着いた大衆酒場そのもの。でも店員は7名程も居てみんな若くて活気がある。客は若いのばかりでなく、まさに老若男女という感じで、カウンターでしっぽりやっている老夫婦も居るし、後ろの小上がりのグループ客はかなり賑やか。

蒸し暑い中歩いて来たので、まずは生ビールをいただく。いつも1人だと瓶ビールだが、1杯あおってすぐに日本酒に切り替えようという算段。付き出しに出てきたタコの煮物がすこぶる旨い。もうこれで充分なくらい(笑)。そんな訳にもいかず、「八重垣」(姫路)の生貯蔵酒と「ままかりの酢漬け」をお願いする。酒は300mlの瓶。ままかりは焼き色が付いていて、頭からガブッといく。旨い旨い。「西貝のつぼ焼き」を追加。本当はもっと色々注文してみたいが1人なのでもどかしい(コレ、食べ歩きにつきものの悩み)。しかも先に食べたデミカツ丼が効いてきている…。本来なら熱燗に切り替えたいところだが、この日は蒸し暑かったからかどうにもそんな気になれない。しかもここからかなり時間がかかった。注文は通っているのだが、なかなかつぼ焼きが出てこない。そうすると酒肴の更なる追加も難しいし、酒の配分も難しく…(で、結局もちろん追加・笑)。やっと出てきたつぼ焼きは大きいのが2つ。ゴリゴリの食感と強い磯の風味で旨い。ただ待っている間に呑み過ぎた。残念ながらこのへんで。(勘定は¥4,000程)

 


 

↓ 「岡山城・西丸西手櫓」(慶長8年頃・1603・建造 ※国重要文化財)。「禁酒會館」横の駐車場の石垣のすぐ上に重要文化財が。

↓ 「ルネスホール」の向かいに建つ「宇野バス・表町バスセンター」(建築詳細不明)。年代は分からず、もちろん戦後の建物だろうが結構古い建物じゃないかな。

 


 

大衆味いそ料理 庄や

岡山県岡山市北区幸町9-10

 

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コメント
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