ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

南米 @三重県津市

2024年05月15日 | 三重県

三重県津市を散策した後、津を離れる際に立ち寄った喫茶店「南米」。タバコ屋との兼業で創業は昭和39年だとのこと。店は伊賀街道沿いの交差点にある。駐車場は無いようなので付近のコインパーキングに車を停めて店に入ってみた。午後の遅い時間だったが先客は2組。最初はコーヒーだけと思っていたが、どうせこれから高速にのって帰るだけだし少し腹に入れていこうと「食事出来ますか?」と尋ねると高齢の女将さんが「出来るよ。」と。こちらの食事メニューは「バタートースト」「カレーライス」「スパゲッティーミート」と「サンドウィッチ」のみ。そこで「カレーライス」をお願いした。

しばらくして出来がった「カレーライス」のカレーは意外にもグレイビーボートに盛られてやって来た。ライスは「NANBEI」と銘の入った平皿に。別皿にらっきょと赤い福神漬が付いている。さっそくグレイビーボートからカレーをすくいライスの上に。カレーは辛さほどほどの味加減。肉片やら味わいからいくとよく遭遇する業務用のやつかも。ライスはちょっと軟らか過ぎ。中途半端な時間だったから調子が悪かったかな。それでもグレイビーボートから少しづついただくカレーは一興。ただ後ろの席のパンチパーマが煙草を吸い続けるので煙いのなんの。這う這うの体で勘定してもらうとカウンターに座っていた高齢の男性が「ありがとうございました。」と。ご主人だったか。(勘定は¥550)

 


 

↓ 阿漕(あこぎ)地区にある「日本基督教団・阿漕教会(旧阿漕講義所)」大正元年・1912・建造)。W・M・ヴォーリズの設計とも言われているが真相は不明。寺なら構わず入っていくのだが、誰もおらず建物の側まで行くのは遠慮しておいた。次回は内部も見てみたいナ。

↓ 同じ敷地内にある「宣教師館」(建築詳細不明)。かつての洋館は取り壊されている。こちらは古い建物かどうかは分からなかった。

 

↓ 教会の周囲はイギリス積みのレンガ塀で囲まれている。これはなかなか古そうだ。ひょっとしたら建造当時のままかも。

 

↓ 阿漕駅前に残された戦争遺構「憲兵隊分遣隊の被爆塀」。昭和20年(1945)7月の空襲の際の弾痕なのだとか。

 

↓ 23号線沿いで目に留まった「旧・今中歯科」(建築詳細不明)。玄関口とかはアルミサッシに替えられているが、はめ殺しの窓が木枠なので意外と年数は経っている建物かもしれない。

 

 

 


 

 

喫茶 南米

三重県津市南丸之内11-15

 

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