岐阜県関市の小瀬(おぜ)にある「江戸一ラーメン」。いつ頃創業した店かは知らないが、たぶん所謂ラーメン・ブーム以前からある店じゃないかな。自分はかなり昔に1度だけ入ったことがあるはず(記憶は曖昧)。外看板にある”手打ちラーメン”の表示が現在の”自家製麺”と同義なのかどうかは分からないが、当時珍しかったことだけは間違いない。店前の駐車場に車を停め、店内へ。カウンター席の他にテーブル席が4つ、小上がり席が2つある。カウンター正面に腰かけ、頭上の品書きを眺める。新しくない店には珍しく「つけ麺」がラインナップしている。味噌、醤油、塩とスープの種類が多い店はどれがウリなのか分かりづらいが、大抵メニュー先頭を選ぶようにしている。よって「味噌ラーメン」を。「ギョウザ」もお願いした。年配の主人と女性(奥さん?)が調理。麺茹では大きな中華鍋で。平笊で麺上げされ器に盛られた。
大きなラーメン鉢にたっぷりとスープが注がれた「味噌ラーメン」が登場。もやしやらの野菜炒めの上にはコーンラーメンと見紛うほどコーンがたっぷりと盛られていた。手繰った麺は中細のほぼストレート麺。さらっとした口当たりのスープは昨今の旨味過剰気味な組立とは違っているが、味は濃厚で懐かしさを感じる風味。旨い。たっぷりの野菜と絡めていただいた。後から出てきた「ギョウザ」は6個並び、片面にしっかりと焼き目が入っている。薄皮で野菜多めの餡。口当たりはふわっと軟らか。これもいい感じ。酢と醤油でいただいた。ついついスープに沈んだコーンをいつまでもレンゲで漁ってしまう。次はつけ麺をいただいてみようかな。(勘定は¥950)
手打ちラーメン 江戸一
岐阜県関市小瀬949-1
( 関 せき 江戸一ラーメン えどいち 中華そば 手打ちラーメン 餃子 ぎょうざ )