マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

青いドレスの女

2008-02-15 19:06:14 | 映画ーTV
ー青いドレスの女ーDEVIL IN A BLUE DRESS
1995年 アメリカ カール・フランクリン監督 デンゼル・ワシントン トム・サイズモア ジェニファー・ビールス ドン・チードル モーリー・チェイキン テリー・キニー メル・ウィンクラー リサ・ニコル・カーソン レニー・ハンフリー

【解説】
市長選に立候補中の大富豪カーターの愛人で、3万ドルの大金を持ち逃げしたダフネを捜すという仕事を引き受けた黒人労働者イージー。彼はダフネの前の愛人である黒人ギャングの情報を得た後、警官に逮捕されてしまうが、かつてカーターと市長選で争った資産家テレルも接触してきた。やがてイージーの元に、ダフネ本人からの連絡が入る。青いドレスに身を包んだダフネの美しさに息をのむイージー。だが彼女の頼みで同行した場所には死体が転がっていた……。40年代のロスを舞台にしたW・モズレイの『ブルー・ドレスの女』の映画化。(allcinema ONLINE)

【感想】
まるでレイモンド・チャンドラーの小説のようなハードボイルドな映画でした。
アメリカのギャング時代の失業中の黒人イージー(デンゼル・ワシントン)が主人公。

イージーが行きつけの飲み屋で求人広告を見ていると、大統領候補カーターの元婚約者ダフネ(ジェニファー・ビール)を探してくれと依頼があった。

渋々ながらも引き受けて、ダフネのいるといわれる秘密バーに行き、彼女の女友達と出会う。
彼女の誘惑に乗り、朝まで関わっていたら、その後彼女は死体となって発見される。

ダフネに会い、彼女が生きたいという場所に行くと、ここにも死体が!!

手を引こうにも、ふたつの殺人事件の容疑者となり、カーターのライバルテレルもイージーに接触してくるし、謎は深まるばかり。

手に負えないと助っ人を求めたのが、幼なじみのマウス(ドン・チードル)。

彼の登場で、映画の雰囲気は一変しました。
このころからすごい人だったんですね。

このマウスって人物、いわゆる切れた人で、その人が2丁拳銃を振り回すからアブナくてしょうがないんだけど、彼のキャラクターの良さで笑えます。

惜しいのは、ダフネの存在感のなさ。
ジェニフアー・ビールは「フラッシュダンス」であんなに輝いていたのになあ。
なぜか、魅力が足りなかったです。

もっとも、出生に秘密を持つ薄幸な美女という役どころなので、これでいいのかもしれませんが。


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4 コメント

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ドン・チードル (NAKAちゃん)
2008-02-15 22:42:48
ドン・チードルはこの映画で注目され 米批評家協会賞の助演男優賞をゲットしていますよね!
私はドン・チードルのアクターズスタジオを見てからこの映画が見たくて見たくて・・・
見たときには「さすが!!」と。
DVDに付いていた彼のオーディション風景、すごいですねぇ・・・面白かったです。
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NAKAちゃんへ (よう)
2008-02-17 12:17:24
ドン・チードルのアクターズスタジオ、見逃しているわ。
面白かったでしょうね。

あのオーディション風景は面白かったね。
登場シーンと、ある人を縛っておけというのに「縛るのが面倒だ」と撃ち殺しちゃうシーン、どちらもマウスという人物の性格がよく表れているシーンでしたが、あんな感じで役に入り込んじゃうんですね。
俳優ってすごいと思いましたね。

映画でも、彼が登場したとたん、雰囲気ががらりと変わったものね。
あまり重要な役でもないのに、すごい存在感でした。
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差別 (meg)
2010-04-08 19:37:47
オバマさんは大統領になったけれど、今でも
私達には想像できないような黒人差別が根強く
残っているのでしょうねー・・・

黒人で有名になって活躍している人も多いけれど、
根深い問題なんでしょうねー
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megさんへ (マダムよう)
2010-04-09 09:06:48
ほんとですね。
差別って、そんなに簡単にはなくならないと思うわ。

それでも、オバマさんは大統領になったし、時代はこんな風に変わっていくのかもしれないね。
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