マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

オスカー・ワイルド

2006-06-30 20:46:32 | 映画ーTV
1997年 ブライアン・ギルバート監督 スティーヴン・フライ 、ジュード・ロウ 、ヴァネッサ・レッドグレーヴ 、ジェニファー・エール 、マイケル・シーン

<解説>
文豪オスカー・ワイルド(1854-1900)と彼が愛した美青年との禁断の愛を綴った伝記ドラマ。

<あらすじ>
1885年。文豪オスカー・ワイルド(スティーヴン・フライ)はコンスタンス・ロイド(ジェニファー・エイル)という女性と結婚。母親エスペランザ(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)は誇らしげだった。子供にも恵まれ、円満に見えた結婚生活だったが、ロバート・ロス(マイケル・シーン)という青年により同性愛の味を教えられたワイルドはその道に耽溺するようになる。ボジーことアルフレッド・ダグラス卿(ジュード・ロウ)と出会い、恋に落ちる。気ままな青年のボジーは彼の愛情に甘えて身勝手をし放題。さらにボジーの父親クインズベリー侯爵(トム・ウィルキンソン)はオスカーにつきまとい嫌がらせをする。オスカーはクインズ相手に名誉毀損の訴訟を起こすが、反対に同性愛の罪で十郎殿桂に処された。出所したら、最後まで自分を愛してくれた妻は他界。しかし、オスカーのボジーへの恋慕は止みがたく、ボジー時のいるイタリアへ。ふたりはその後3カ月生活を共にしたがついに別れた。1900年、ワイルドは梅毒による脳髄膜炎で死去。ボジーは1945年に亡くなった。

<感想>
私は「幸福の王子」のお話が大好きです。
自己犠牲の美しいお話。
その他、「理想の女」の原作になった「ウィンダミア卿夫人の扇」や「サロメ」の原作者。
彼が、同性愛者として獄中につながれたという話も有名です。
彼が愛したのがジュード・ロウ扮するボジーと言う貴族の息子。
この映画を見て、ボジーに真実の愛なんかあったんだろうかと疑問に思いました。
結局、芸術家の見果てぬ夢、美学だったんじゃないかなあ。
そう思うと、彼を愛して彼が獄中にある間に亡くなった妻が哀れでした。
映画の写真が見当たらないので、ジュード・ロウの写真を掲載します。
中年男を欺く美貌と笑顔。
うーん。

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