ートロンーTRON
1982年 アメリカ
スティーヴン・リズバーガー監督 ジェフ・ブリッジス ブルース・ボックスライトナー デヴィッド・ワーナー シンディ・モーガン バーナード・ヒューズ ダン・ショア
【解説】
初めてコンピュータ・グラフィックスを大々的に導入した、ディズニー製作によるSFアドベンチャーで、電子世界に送り込まれた技術者の冒険を描く。ディズニーだからではなかろうが、『不思議の国のアリス』を思わせる電子世界の様子や各キャラクター(デザインはシド・ミード)はユニーク。それを再現してるCGも当時としては斬新なものだった。(allcinema ONLINE)
ートロン:レガシーーTRON: LEGACY
2010年 アメリカ
ジョセフ・コシンスキー監督 ギャレット・ヘドランド(サム・フリン)ジェフ・ブリッジス(ケヴィン・フリン)オリヴィア・ワイルド(クオラ)マイケル・シーン(キャスター)ボー・ガレット(ジェム)ブルース・ボックスライトナー(アラン・ブラッドリー)
【解説】
父親が創造した“トロン”と呼ばれるコンピューターの世界へ導かれた若者が、命を狙われながらも人類の存亡を賭けた死闘に挑むSFムービー大作。新鋭ジョセフ・コシンスキーが監督を務め、若者を『エラゴン 遺志を継ぐ者』のギャレット・ヘドランドが、父親を『クレイジー・ハート』のオスカー俳優ジェフ・ブリッジスがそれぞれ好演する。予測不可能なドラマや、スタイリッシュな近未来的映像などを迫力の3D映像で堪能したい。
【あらすじ】
デジタル業界のカリスマ、ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)が謎の失踪(しっそう)を遂げてから20年たったある日、27歳に成長した息子サム(ギャレット・ヘドランド)に父ケヴィンからのメッセージが届く。サムは、父ケヴィンの消息を追って父のオフィスに足を踏み入れるが、そこには衝撃的な真実が待ち受けていた。(シネマトゥデイ)
【感想】
1982年版の「トロン」を見て行ったかいがありました。
あちらこちらに登場するオマージュ、エンコムの分厚いドアを開けるシーンもそうだし、フリンのゲームセンターもそのまま。
ゲームの中に入ったら、数段進化して、数段美しい世界が広がっていました。
1982年版は、ディズニーが世界で初めてコンピュータグラフィックを導入した映画として話題になりました。
私は、当時は見なかったけれど、見てもわからなかったでしょうね。
長男が中学のとき、簡単なコンピュータゲームをプログラムして作ったものを見せてもらったけど、かいもくわかりませんでしたから。
でも、この作品を見て、彼が当時何をしていたのが、少しはわかったような気がしました。(遅い!遅すぎー!!)
そして、「トロン:レガシー」。
素晴らしかったです。
そして、内容も良かった。
「トロン」の冒険を終えて現実社会に戻ってきたケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)は、エンコムの筆頭株主として君臨していたが、20年前、妻を亡くしたあと、一人息子のサムに謎の言葉を残したまま失踪してしまった。
サム(ギャレット・ヘドランド)は27歳に成長し、エンコムの取締役として何不自由のない暮らしを送っていたが、自分不在で決められて行く会社の方針に苛立っていた。
この夜も、新商品の発表の日だったが、大掛かりないたずらで、会議を妨害することで憂さ晴らし。
父の不在によって、前作で悪者だったデリンジャー・ジュニア(キリアン・マーフィ)が重役に名前を連ねているのも腹立たしい。
そこへ、父の古い友人アラン(ブルース・ボックスライトナー)が、父からのポケットベルが鳴ったと知らせにきた。
サムが父のゲームセンターに行くと、物質電子変換装置が作動し、あのときの父のようにゲーム機トロンの中へと引き込まれて行った。
☆ネタバレ
ゲームの世界に入ったとたん、戦闘服に着替えさせられ、ゲームの中に放り込まれた。
なんとか勝ち残って行くと、なんとそこには若い姿のままの父がいた。
クルーと呼ばれる、この世界の最高権力者だった。
しかし、冷酷非情。
父ではない。
罠だった。
そう、クルーはケヴィンのプログラムしたキャラクターだったのだ。
サムはグリッドでの戦いを挑まれ、窮地に追い込まれたところをクオラ(オリヴィア・ワイルド)に助けられ、荒野にある住居に連れて行かれた。
そこには本物の父がいたのだ。
父はその失踪の謎を語った。
CEOになってからも、ケヴィンは毎夜グリッドを訪れ、「完璧な世界の創造」に夢中になっていた。
ケヴィンの分身であるクルーはその実現のため、アランのプログラムしたトロンとともに働いていた。
あるとき、デジタル生命体というべきアイソーが出現した。
ケヴィンは理想の生命体と考えたが、クルーは不完全プログラムと決めつけ、アイソーを虐殺してしまった。
そして、クルーによるクーデターが起き、トロンとも戦いの最中に別れ、幽閉の身の上となった。
一緒に暮らすクオラはアイソーの生き残りであった。
サムが現実社会との入り口を開けて入ってきたので、扉はまだ開いていた。
しかし、その扉が閉まるまでの時間は8時間。
その間に、父と自分が脱出しようと説得するが、ケヴィンは反対する。
ケヴィンのディスクは現実の世界とグリッドをつなぐマスターキーになっていて、それをクルーが手に入れると現実社会が崩壊してしまう危険性があったからだ。
ケヴィンは自分がグリッドを作った責任を負って、この世界で果てる気持ちでいたのだ。
しかし、サムと再び会えたことがケヴィン固い決心を揺るがせた。
クオラとともに脱出を計る2人。
手伝ってくれるかと思ったアイソーの生き残りのズースは、キャスター(マイケル・シーン)と名前を変え、クルーに寝返っていた。
そんなキャスターさえもクルーは許さなかった。
不信感の固まりとなったクルーは、すべてを犠牲にして大軍隊を編成し、ケヴィンのマスターキーを狙って襲いかかる。
頼るもののなくなった3人は自力でグリッドを脱出できるかー?
コンピュータゲームの好きな人も、そうでない人も楽しめる映画です。
私は3Dで見ましたが、とてもきれいな世界感で、うっとりしました。
お正月、家族で見るのにはとてもいい映画だと思います。
いい映画でしたね。
でも、前作を知っていたら、もっと楽しいかも…。
ただ、前作は「こんなんできました!!」って感じなので、あまり内容はないの。
今回は、ほんと、言うことなしです。
ジャックの予告、ご覧になったのね(笑)
トロンは時間があったら、と思ってます。
良さそうですね♪
「ツーリスト」「パイレーツ」今から楽しみです!
またジョニーも来日してくれるでしょうね♪
来年も宜しくお願いします。
コメントありがとうございます。
久しぶりにジョニーですよね。
予告編を見る限り、とても面白かったです。
期待が高まります。
来日するかなあ!!
楽しみです。