マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

SPIRIT

2007-04-21 18:34:19 | 映画ーTV
2006年 香港/アメリカ ロニー・ユー監督 ジェット・リー 、中村獅童 、スン・リー 、原田眞人 、ドン・ヨン 、コリン・チョウ 、ネイサン・ジョーンズ 、バオ・キージン 、ソムラック・カムシン 、アンソニー・デロンギス 、ジャン=クロード・ルーイエ 、ブランドン・レア

【解説】
『HERO』『LOVERS』を手がけたプロデューサーのビル・コンが、『HERO』に続きジェット・リーとのコラボレーションで放つアクション巨編。実在したマーシャル・アーツの伝説的人物をモデルに、格闘技の師匠だった父の跡を歩もうとする男の生きざまを描く。孤独な主人公をリーが全身全霊の力で大熱演するほか、相手役には日本から人気俳優の中村獅童が参戦。マーシャル・アーツの精神を、闘いで表現する彼らの挌闘シーンの迫力に圧倒される。

【あらすじ】
武道に憧れて天津一の挌闘家になったフォ(ジェット・リー)は、その高慢な人格が災いして、悲劇のどん底へと突き落とされてしまう。すべてを捨て流れ着いた辺境の村で農夫として働き始めた彼は、本当の強さとは何かを悟るのだが、そんな彼に史上初の異種挌闘技戦が待ち受けていた……。 (シネマトゥデイ)

【感想】
ジェット・リーのカンフーは惚れ惚れします。
香港映画で水を得た魚のように生き生きして、さらに切れ味がますように感じました。

中国では超有名らしい伝説的武闘家フォ・ユァンジャの一生。
フィクションも交えての大作でした。

父の後継いで、世界一強い武闘家になりたいという野心を持った若い頃。
見栄っ張りで高慢。
つまらない誤解から、宿敵を親友のレストランの中で破壊の限りをつくして、完膚なきまでにたたき壊してしまう前編のクライマックス。
怒りの結末は、最愛の娘と母を惨殺されるという悲劇で終わる。

すべてを失い、絶望したフォは山野を彷徨い、半死のところを村の目の見えない少女に助けられる。
そこでモーとして、農作業をすることにより、真に生きるということを知る。

やかて、格闘家としての彼が目覚め、ふたたび舞台の上に上がる決心をするのだった。

異種格闘技戦の数々に勝利して、復活したフォが最後に闘う相手が、田中安野(中村獅堂)。
この、対戦は見応えがありました。
しかし、列強(日本も含む)の陰謀により、毒を盛られ、それがもとでフォは生涯を閉じます。

獅堂とリーの闘い方はとても潔く、嫌な感じはしませんでした。

何のために闘うのか、ひとつの答えをみつけた偉大な格闘家の一生でした。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
獅童くん (ミーママ)
2007-04-22 10:11:24
ジェットはよかったよね~
これでもうカンフー映画には出ないって言ってたっけ。もったいないわ。

獅童の役も、いい役だったけど、アクションシーン、アップになる時以外は吹き替えだったんでしょ。
歌舞伎で立ち回りとかできるはずなのに、本人のアクションを見たかったな。
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ミーママへ (よう)
2007-04-22 10:41:37
獅童さん、吹き替えだったんだ。
それは残念ね。
歌舞伎で鍛えた立ち回りを披露してもらいたかったね。

この映画のジェットのアクションはすばらしかったわ。
これで、終わりなの?
ほんと、もったいないね。
返信する

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