ー抱きたいカンケイーNO STRINGS ATTACHED
2011年 アメリカ
アイヴァン・ライトマン監督 ナタリー・ポートマン(エマ)アシュトン・カッチャー(アダム)ケイリー・エルウィズ(メツナー医師)ケヴィン・クライン(アルヴィン)
【解説】
『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンが主演、製作総指揮を務めたラブストーリー。自由なセックスフレンドの関係から始まる男女の恋の行方を描く。監督は『Gガール 破壊的な彼女』のアイヴァン・ライトマン。ヒロインとセックスのみの関係で結ばれる男友達を『ベガスの恋に勝つルール』のアシュトン・カッチャーが演じる。刺激的かつ予測不能なストーリーの行方に注目だ。
【あらすじ】
週80時間も働いていて、恋をしている余裕もない医師のエマ(ナタリー・ポートマン)。ある日、その場の勢いで男友達のアダム(アシュトン・カッチャー)と一線を越えたエマは、その気になったアダムにセックスだけの関係を持ちかける。ハードな仕事の合間を縫い、抱きたいときだけアダムをメールで呼び出すエマだったが……。(シネマトゥデイ)
【感想】
セックスしたいときだけに会うセックスフレンド。
こういうカンケイが成り立つのかどうか、興味津々でしたが、答えはこうなるのね?
エマ(ナタリー・ポートマン)とアダム(アシュトン・カッチャー)は、サマーキャンプで最初に出会い、大学生でも再会、社会人になってからも偶然出会い、そして、アダムが最悪に落ち込んだときに、再々会しました。
そして、二人のセックスの相性がいいことを発見。
抱き合って眠らない、嫉妬しない、デートもしない、などのルールを作って、二人はセックスを楽しんでいました。
アダムは男友達に「男の夢だ!!」と激励されます。
そりゃそうでしょうね。
果たしてこの関係はどうなっていくのでしょうか???
結論から言えば、失って知る人の大切さを二人は十分味わって、恋人同士となります。
セックスも大切だけど、人と人の心のつながりの方が一番大事というのがこの作品のテーマでした。
落としどころは平凡でしたが、意地っ張りのエマが女らしくなり、アダムとのキスシーンはステキでした。
アダムの父のアルヴィン(ケヴィン・クライン)が、元スターで、どうしようもない人間なんだけど、彼は彼なりの息子への愛情を示して憎まれない人柄でした。
ナタリー・ポートマンのラブコメ、初めて見た気がしましたが、なかなか面白かったです。
そして、今やラブコメの王子様となったアシュトン・カッチャー。
この作品でも、繊細なやんちゃ坊主みたいな感じでとてもよかったのですが、折しも飛び込んできたデミ・ムーアとの離婚話。
やっぱり、という思いと、残念だなあ、という思いが交錯します。
デミ・ムーアといえば、ブルー・ウィリスの元奥さん、3人の娘がいたのにブルースと離婚、16歳年下のアシュトンと2005年に結婚しました。
二人で仲良く来日していたのも記憶に新しいところです。
熟女の希望みたいな結婚だったのになあ。
人生は、映画のようにはうまくいかないということですね。
ブラックスワンと同時期にポートマンを観たので ちょっと面白かったのと ポートマンの肌が荒れてるなぁ・・・と変なことだけ覚えています。
最近観た映画を覚えていないの・・・悲しいわ!
まあ、それだけ現実的ではないということよね。
まあ、こういうお話は、刹那の夢ということでいいんじゃないかな?