マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

マリーゴール・ドホテル 幸せへの第二章

2016-03-28 11:37:45 | 映画ー劇場鑑賞

ーマリーゴール・ドホテル 幸せへの第二章ーTHE SECOND BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL

2015年 イギリス/アメリカ 123

 

監督=ジョン・マッデン キャスト=ジュディ・デンチ (イヴリン・グリーンスレイド)マギー・スミス (ミュリエル・ドネリー)ビル・ナイ (ダグラス・エインズリー)デヴ・パテル (ソニー・カプー) デヴィッド・ストラザーン(タイ・バーリー) リチャード・ギア(ガイ・チェンバース)

 

【解説】

人気作家デボラ・モガーの小説を実写化した、2011年製作のヒューマンドラマ『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編。インドのおんぼろホテルで悠々自適の生活を送るイギリス人シニアたちが、若き支配人の結婚と謎めいた宿泊客の登場に翻弄(ほんろう)されていく。監督にジョン・マッデン、キャストにジュディ・デンチ、マギー・スミス、ビル・ナイと前作のメンバーが結集。そこにリチャード・ギアが新たに加わり、物語を盛り上げる。ユーモアとヒューマニズムに満ちた内容はもちろん、インドの風光明媚(めいび)な風景を捉えた映像も見もの。

 

【あらすじ】

インドにあるマリーゴールド・ホテル。そこで宿泊を続けているイヴリン(ジュディ・デンチ)、ミュリエル(マギー・スミス)、ダグラス(ビル・ナイ)ら、イギリス人シニアたち。イヴリンは好意を寄せ合っているダグラスと関係を進められず、副支配人となったミュリエルはある隠し事をしながら業務をこなすなど、それぞれがさまざまな思いや事情を抱えていた。支配人ソニー(デヴ・パテル)の結婚とホテル拡大の決定に色めき立つ中、一人の怪しげな男(リチャード・ギア)が宿泊客としてやって来る。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」の続編です。

前回の登場人物たちもとても元気でしたよ。

 

マリーゴールド・ホテルで帳簿を見るようになったミュリエル(マギー・スミス)とホテルのオーナーのソニー(デヴ・パテル)は、ホテル拡張のために資金を融資をしてもらうべくニューヨークへやってくる。

銀行の偉い人(デヴィッド・ストラザーン)に会おうとも、イギリス女性としてのプライドを忘れないミュリエル。

その堂々とした振る舞いに銀行家も一目置いたようですが、返事はすぐにはもらえず、二人はインドのジャイプールに戻ってきました。

  ミュリエル

イブリン(ジュディ・デンチ)は新しい仕事を嬉々としてこなし、充実した毎日を送っていました。

妻に去られたダグラス(ビル・ナイ)も、観光客相手にガイドをしていました。

  イブリンとダグラス

他の人たちも楽しい生活を送っています。

 

ソニーは1週間後に結婚式を控えているのに、ホテルの拡張という夢の方にのめり込みがちで、恋人との関係がぎくしゃくしています。

 

ホテルの実情を見るために、銀行が覆面調査員を送り込んでくる!

ソニーは宿泊客の一人の怪しげな男ガイ(リチャード・ギア)を調査員と決め込んで、同じときに宿泊に来た女性を冷たくあしらうが…。

 ガイとソニーのお母さん

☆ネタバレ

イブリンとダグラスは引かれあっているけど、ダグラスがまだ離婚に踏み切らないこともあって、一歩が踏み出せないでいました。

 

そこにダグラスの妻と娘がやってくるのですが、二人の関係は果たして…。

 

こういう二人の繊細な様子を見ていると、恋愛に年は関係ないなあ、それどころか年を取っているせいでより純粋に考えてしまうというところが、とてもひしひしと伝わって来て痛々しいくらいでした。

 

対照的に奔放にやっている老人たちもいて、それも楽しかったです。

 

ミュリエルは相変わらずヘンコツだけど、心がとても温かい人なので、付き合えば付き合うほど素敵。

 

ジュディ・デンチとマギー・スミスの81歳女優対決ですが、見応えがありますよ。

この緊張感、たまりませんでした。

 

ソニーの態度にずいぶんいらいらさせられますが、最後はインド式の結婚式が素晴らしいです。

  ソニーの結婚式

私は前作よりよかったと思いました。

とても盛りだくさん。

すごく楽しかったですよ。

 

お薦めです。

 

ザ・レジェンド

2016-03-28 10:59:28 | 映画ーDVD

ーザ・レジェンドーOUTCAST/白幽靈傳奇之絶命逃亡

2014年 中国/カナダ/フランス

 

監督=ニコラス・パウエル キャスト=ヘイデン・クリステンセン ニコラス・ケイジ リウ・イーフェイ アンディ・オン

 

【解説】

欧州から中国に渡った十字軍の伝説の騎士をニコラス・ケイジとヘイデン・クリステンセンが演じ、用心棒として王族を守るべく戦いに挑む姿を描いたアクション。異国からやって来た2人の騎士が、中国皇帝の後継者争いで命を狙われる王族を守り、一国の危機を救うために活躍を繰り広げる。監督は、『ラスト サムライ』などのスタントコーディネートを担当し、本作が初監督作品となったニック・パウエル。中国の険しい大自然の中で展開する、パワフルなアクションに目を奪われる。

 

【あらすじ】

12世紀。十字軍の伝説の騎士であるガレイン(ニコラス・ケイジ)とジェイコブ(ヘイデン・クリステンセン)は日々の戦闘に疲弊したため、その状況から抜け出し極東の中国にたどり着く。折しも中国では皇帝が長男シン(アンディ・オン)に暗殺され、後継者争いが起きていた。ガレインとジェイコブは弟の皇子とその姉(リウ・イーフェイ)の用心棒となり、シンの刺客を迎え撃つことになる。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

十字軍の映画かと思うと、中国映画みたいだったし、ちょっと中途半端だなあ。

ニコラス・ケイジとヘイデン・クリステンセン。

もちろん、ヘイデン君目当てで鑑賞しました。

 

ヘイデン君は、精悍な若者に成長していて、とてもかっこよかったです。

でも、収穫はそれだけかなあ。

ストーリーはありがちで、アクションも、私には長過ぎる感じでした。

 

師と弟子との葛藤、皇帝の世継ぎ争いに巻き込まれ用心棒となるストーリー。

善と悪がはっきりしていてわかりやすい作品です。

 

アデライン、100年目の恋

2016-03-28 10:38:49 | 映画ーDVD

ーアデライン、100年目の恋ーTHE AGE OF ADALINE

2015年 アメリカ 113

 

監督=リー・トランド・クリーガー キャスト=ブレイク・ライヴリー (アデライン・ボウマン)ミキール・ハースマン (エリス・ジョーンズ)キャシー・ベイカー
(キャシー・ジョーンズ)ハリソン・フォード (ウィリアム・ジョーンズ)

 

【解説】

若く美しい29歳のまま100年以上生き続けた孤独な女性が、真実の愛を見いだすまでを描くラブストーリー。主演はテレビドラマ「ゴシップガール」シリーズなどのブレイク・ライヴリー、共演にはハリソン・フォード、『ブラックブック』などのミキール・ハースマンらが名を連ねる。メガホンを取るのは、『セレステジェシー』などのリー・トランド・クリーガー。グッチをはじめ、さまざまな時代のデザインのドレスがスクリーンを華やかに彩る。

 

【あらすじ】

サンフランシスコの市立資料館に勤務する29歳のきれいな女性ジェニー(ブレイク・ライヴリー)は、ある年越しパーティーで出会った青年エリス・ジョーンズ(ミキール・ハースマン)と恋に落ちる。彼の両親の結婚記念日に招待されたジェニーが実家を訪ねると、初対面のはずのエリスの父親ウィリアム(ハリソン・フォード)から「アデライン」と呼び掛けられる。それは、ウィリアムが以前真剣に愛した女性の名前で……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

不老不死は、人類の永遠のテーマであり、憧れですが、それはそんなに幸せなことではないことも私たちは薄々感じていますよね。

「ベンジャミン・バトン 数奇な運命」では、難解なドラマとして語られていましたが、この作品はブレイク・ライブリーの美貌に少し羨望の思いを抱きながら、鑑賞しました。

 

29歳で夫を亡くし、一人娘と暮らすジェニー(ブレイク・ライヴリー)は、自動車事故を起こし川に転落する。

しかし、雷に撃たれ生き返り、細胞に刺激を受け不老となる。

 

いつまでも若いままのジェニーは、やがて娘よりも若くなり、娘にだけ告げて姿を消す。

それからは10年ごとに住むところや名前を変えてひっそりと生きてきた。

愛する娘に会うのも1年に1度だけ。

 

それから100年後のある年、ニューイヤーパーティでエリス・ジョーンズ(ミキール・ハースマン)と出会い、恋に落ちる。

エリスの両親に会うと、父親はかつての恋人ウィリアム(ハリソン・フォード)だった。

 

ファンタジー仕立てで、じわじわと人生の本質を考えさせられますが、誰になんと言われようと、いつまでも美しくありたいと思うのは女性の切なる願望だなあ。

美しいブレイク・ライブリーをうっとりと見ていました。

 

後半はハリソン・フォードが現れて作品が締まりました。

さすがですね。