2005年 アメリカ/フランス トニー・スコット監督 キーラ・ナイトレイ 、ミッキー・ローク 、エドガー・ラミレス 、リズワン・アバシ 、ルーシー・リュー 、クリストファー・ウォーケン 、ミーナ・スヴァーリ 、デルロイ・リンドー 、ジャクリーン・ビセット 、アイアン・ジーリング 、ブライアン・オースティン・グリーン 、メイシー・グレイ 、ジェリー・スプリンガー 、トム・ウェイツ 、スタンリー・カメル
【解説】
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイトレイが、モデルから賞金稼ぎへと転進した実在の人物を演じた衝撃のエンターテインメント。監督は『クリムゾン・タイド』『エネミー・オブ・アメリカ』などサスペンス映画を得意とするトニー・スコット。モデルとなったドミノ・ハーヴェイは、この映画の完成を待たずして、2005年の6月に35歳で謎の死をとげている。
【あらすじ】
父親は名優ローレンス・ハーヴェイ、母親はスーパーモデルというセレブリティの家に生まれたドミノ(キーラ・ナイトレイ)は、誰もがうらやむ生活を送りながらも何か満たされない思いを抱えていた。 (シネマトゥデイ)
【感想】
最後のショットに登場する女性が、「ドミノ」のモデルとなった元バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)のドミノ・ハーヴェイ。
父はイギリスの有名な俳優、母は売れっ子モデル。
セレブとして育った彼女が、なぜ、賞金稼ぎになったのか。
彼女の生き様はいろんなことを考えさせられるが、35歳の若さでなぞの死を遂げた今となっては、すべてむなしい気がする。
映画は、ひとつの現金強奪事件を軸にFBI、マフィア、元ビバリーヒルズ白書の俳優たち(本物らしい)、TV局を巻き込みながら複雑に展開し、激しい銃撃戦の後、悲劇の幕を閉じる。
でも、これはフィクションのようだ。
だって、特典のインタビューに実在のエドもチョコも登場しているから。
ほんもののチョコは私の知っているアベという人にすごく似ていて、「アベちゃんが英語でしゃべっているー」と笑っちゃいました。
アベちゃんごめん。
エドガー・ラミレスはヒスパニック系でドミノにはスペイン語で話しかける人間として演じていたけど、実在のチョコはハワイ系で、現在ハワイ在住とのこと。
ドミノのインタビューや映像もたくさん収録されていて、この映画に10年関わったのに、完成を見る前に自宅で心臓マヒで亡くなったと言っていました。
トニー・スコット監督は、荒かったり、色が変だったり、すごく凝った映像を多用していて、見ているものをいらだたせるが、反対に、エド(ミッキー・ローク)やチョコ(エドガー・ラミレス)、ドミノたちは修羅場でも落ち着いていて、銃口を向けられた時こそ、本領を発揮するみたいに見える。
カメラを常時6台使って撮ったんだって。
私はこの試み、成功したと思いました。
暴力的で、痛そうで、荒っぽいんだけど、とても魅力的な映画でした。
ストーリーも時系列に並べるのではなく、取り調べから始まって、事件のショッキングなシーンから入って、ドミノの生い立ちを語る、と言うように、観客を混乱させながら興味をつないで行くと言う手法が良かったと思いました。
ドミノという一人の女性に焦点を当ているのだけれども、周囲の人物も生き生きと描かれていました。
登場人物にまともな人間なんか一人もいないけど、最後のシーンまで見るものを引っ張っていく力はすごいと思いました。
エドについては、ほとんどなにも語られていないのに、存在感がありました。
ミッキー・ローク、かっこよかった。
こんなにかっこいい人だったっけ?
チョコは一度切れたら何をするかわからないタイプ、なのに、ドミノの愛し方がすごく純粋で、それも良かった。
キーラは、笑うと、ちょっと違うなあと思ったけど、クールビューティな感じはよく出ていたと思いました。
とにかく、3人のスタイル、生き方がめちゃめちゃかっこ良かった。
お母さんはジャクリーン・ビセット、懐かしい。
美貌はそそのままだなあ。
クリストファー・ウォーケンはやっぱり変。
相変わらず、変で、うまい、可笑しい。
トム・ウェイツも出ていたけど、あの役なんか意味があったんだろうか。
評判が良くないので、後回しにしていたけど、すごく気に入りました。まる!
世間の評判ほど、当てにならないものはないですね。
【解説】
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイトレイが、モデルから賞金稼ぎへと転進した実在の人物を演じた衝撃のエンターテインメント。監督は『クリムゾン・タイド』『エネミー・オブ・アメリカ』などサスペンス映画を得意とするトニー・スコット。モデルとなったドミノ・ハーヴェイは、この映画の完成を待たずして、2005年の6月に35歳で謎の死をとげている。
【あらすじ】
父親は名優ローレンス・ハーヴェイ、母親はスーパーモデルというセレブリティの家に生まれたドミノ(キーラ・ナイトレイ)は、誰もがうらやむ生活を送りながらも何か満たされない思いを抱えていた。 (シネマトゥデイ)
【感想】
最後のショットに登場する女性が、「ドミノ」のモデルとなった元バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)のドミノ・ハーヴェイ。
父はイギリスの有名な俳優、母は売れっ子モデル。
セレブとして育った彼女が、なぜ、賞金稼ぎになったのか。
彼女の生き様はいろんなことを考えさせられるが、35歳の若さでなぞの死を遂げた今となっては、すべてむなしい気がする。
映画は、ひとつの現金強奪事件を軸にFBI、マフィア、元ビバリーヒルズ白書の俳優たち(本物らしい)、TV局を巻き込みながら複雑に展開し、激しい銃撃戦の後、悲劇の幕を閉じる。
でも、これはフィクションのようだ。
だって、特典のインタビューに実在のエドもチョコも登場しているから。
ほんもののチョコは私の知っているアベという人にすごく似ていて、「アベちゃんが英語でしゃべっているー」と笑っちゃいました。
アベちゃんごめん。
エドガー・ラミレスはヒスパニック系でドミノにはスペイン語で話しかける人間として演じていたけど、実在のチョコはハワイ系で、現在ハワイ在住とのこと。
ドミノのインタビューや映像もたくさん収録されていて、この映画に10年関わったのに、完成を見る前に自宅で心臓マヒで亡くなったと言っていました。
トニー・スコット監督は、荒かったり、色が変だったり、すごく凝った映像を多用していて、見ているものをいらだたせるが、反対に、エド(ミッキー・ローク)やチョコ(エドガー・ラミレス)、ドミノたちは修羅場でも落ち着いていて、銃口を向けられた時こそ、本領を発揮するみたいに見える。
カメラを常時6台使って撮ったんだって。
私はこの試み、成功したと思いました。
暴力的で、痛そうで、荒っぽいんだけど、とても魅力的な映画でした。
ストーリーも時系列に並べるのではなく、取り調べから始まって、事件のショッキングなシーンから入って、ドミノの生い立ちを語る、と言うように、観客を混乱させながら興味をつないで行くと言う手法が良かったと思いました。
ドミノという一人の女性に焦点を当ているのだけれども、周囲の人物も生き生きと描かれていました。
登場人物にまともな人間なんか一人もいないけど、最後のシーンまで見るものを引っ張っていく力はすごいと思いました。
エドについては、ほとんどなにも語られていないのに、存在感がありました。
ミッキー・ローク、かっこよかった。
こんなにかっこいい人だったっけ?
チョコは一度切れたら何をするかわからないタイプ、なのに、ドミノの愛し方がすごく純粋で、それも良かった。
キーラは、笑うと、ちょっと違うなあと思ったけど、クールビューティな感じはよく出ていたと思いました。
とにかく、3人のスタイル、生き方がめちゃめちゃかっこ良かった。
お母さんはジャクリーン・ビセット、懐かしい。
美貌はそそのままだなあ。
クリストファー・ウォーケンはやっぱり変。
相変わらず、変で、うまい、可笑しい。
トム・ウェイツも出ていたけど、あの役なんか意味があったんだろうか。
評判が良くないので、後回しにしていたけど、すごく気に入りました。まる!
世間の評判ほど、当てにならないものはないですね。
1990年 サム・ライミ監督 リーアム・ニーソン 、フランシス・マクドーマンド 、ラリー・ドレイク 、ネルソン・マシタ 、コリン・フリールズ 、ニコラス・ワース
【解説】
恋人の女弁護士が手掛けている事件に巻き込まれ、研究室ごと吹き飛ばされた科学者。辛くも一命を取りためたものの、全身に火傷を負い顔を失った男は復讐鬼と化して復活する。神経を切られているため痛覚は無く、怒りによって超人的な力を発揮、未完成の人工皮膚を駆使して他人に変身する、黒マントに身を包んだ“異形のヒーロー”の壮絶なドラマを徹底的なコミック・タッチで描く快作ホラー・アクション。
【感想】
これは、コミックが原作なのでしょうか。
監督のサム・ライミはわかるけど、主役はリーアム・ニーソンとヒロインはフランシス・マクドーマンド!!
なんか、違うだろうという感じで見ていましたが、まあ、90年の作品で、若いということもあるのでしょううね。
映画そのものは、なかなか面白く、いろんなヒーロー物を足したような出来上がり。
これというお薦めがない感じでした。
【解説】
恋人の女弁護士が手掛けている事件に巻き込まれ、研究室ごと吹き飛ばされた科学者。辛くも一命を取りためたものの、全身に火傷を負い顔を失った男は復讐鬼と化して復活する。神経を切られているため痛覚は無く、怒りによって超人的な力を発揮、未完成の人工皮膚を駆使して他人に変身する、黒マントに身を包んだ“異形のヒーロー”の壮絶なドラマを徹底的なコミック・タッチで描く快作ホラー・アクション。
【感想】
これは、コミックが原作なのでしょうか。
監督のサム・ライミはわかるけど、主役はリーアム・ニーソンとヒロインはフランシス・マクドーマンド!!
なんか、違うだろうという感じで見ていましたが、まあ、90年の作品で、若いということもあるのでしょううね。
映画そのものは、なかなか面白く、いろんなヒーロー物を足したような出来上がり。
これというお薦めがない感じでした。