マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

恋はデジャ・ブ

2006-10-10 09:19:36 | 映画ーTV
1993年 ハロルド・ライミス監督 ビル・マーレイ 、アンディ・マクダウェル 、クリス・エリオット 、スティーヴン・トボロウスキー 、ブライアン・ドイル=マーレイ 、マリタ・ゲラーティ 、ロビン・デューク

【解説】
Vキャスターのフィル(B・マーレイ)はある日、同じ日を繰り返し体験していることに気づいた。彼は“過去”の経験を活かして、愛する女性に告白しようとするが……。サタデーナイト・ライブのメンバーによるコメディ。

【感想】
皮肉屋でかっこつけのいやなやつ、気象予報士のフィル。
聖燭節2月2日に取材に来た小さな町で、吹雪のため足止めされてしまった。

次の日起きたら、なんか様子が変。
窓から見たら町の人が広場へ、「今日は聖燭節」。????
同じラジオ放送、同じ人に会って、ホテルのおばさんも同じことを言う。
街角の乞食が同じところにいるのはあり得るとしても、昨日20年ぶりに会った同級生も同じハイテンションで挨拶してくる。
混乱しながらもレポートを終えて、ディレクターのリタ(アンディ・マクダウェル)に打ち明けても、信用してくれない。
次の日も次の日も午前6時に目覚めると、聖燭節の朝。
フィルはまず、ガールハント、それからやけになって、思いつく限りの悪事を働く。
だって、何をしても明日は聖燭節に戻っているもの。
それにも飽きたら、リタの個人情報を集めて、首尾よくホテルの部屋まで誘い込むが、そこから何度やってもはり倒されてしまう。
絶望したフィルは何度も何度も自殺を試みるが、やはりいつも目覚めたら聖燭節の朝。

フィルは自分がこの町の人のことをよく知っていることに気づき、今度は人助けに奔走する。
ピアノも習って、ジャズが弾けるようにもなった。
毎日毎日、同じトラブルを解決していくけど、乞食のおじいさんの運命は変えられない。

やがて、人々の信頼を得て人気者になった彼をリタは見直し、愛してくれた。
本物の愛を勝ち得た時、フィルに新しい朝が来た…。

なんで?と思いますが、その答えは映画には用意してありませんでした。
また、それでいいと思いました。
ビル・マーレイが面白いし、なかなか味わい深い、いい映画でした。