2006年 アメリカ ブライアン・デ・パルマ監督 ジェームズ・エルロイ原作 ジョシュ・ハートネット 、アーロン・エッカート 、スカーレット・ヨハンソン 、ヒラリー・スワンク 、ミア・カーシュナー 、リチャード・ブレイク
【解説】
『L.A.コンフィデンシャル』の原作者としても知られるジェイムズ・エルロイの同名小説を『アンタッチャブル』の名匠ブライアン・デ・パルマが映画化。40年代のロサンゼルスを舞台に、女優志望の女性が惨殺された“ブラック・ダリア事件”を追う刑事ふたりの運命が描かれる。主演は『パール・ハーバー』のジョシュ・ハートネットと『アイランド』のスカーレット・ヨハンソン。残忍な事件の全ぼうが徐々に明らかになるサスペンスの醍醐味と、濃厚で艶めかしい人間ドラマが絶妙なバランスで絡み合う。
【あらすじ】
1947年、LA市内の空き地で、女性が腰部分を切断された惨殺死体で発見される事件が発生。その女性、エリザベス・ショート(ミア・カーシュナー)はハリウッドで女優になる夢を見ながら哀れな最期を遂げたのだと判明する。LA市警の刑事、バッキー(ジョシュ・ハートネット)とリー(アーロン・エッカート)はその捜査にあたるが……。 (シネマトゥデイ)
【感想】
レビュー読むと、評判悪いですね。
私は、デ・パルマといってもピンと来ないせいか、ずいぶん楽しめました。
「L.A.コンフィデンシャル」はTVをチラ見した程度なので、改めて見たいと思います。
この作品に関しては、ボクシングシーンから話を持っていったところが良かったと思いました。
二人の刑事の関係、そこに謎の女が入ってきてからの三角関係などをスピーディに処理して、いろんな伏線を一気に見せておいて、本題へ。
その後は、エロさとグロさがないまぜになって、とても正視できないような残酷な事件や、陰謀や嘘、裏切りなど、いかにも大衆紙が喜びそうなスキャンダラスな内容だけど、怖いもの見たさに興味をそそられ、最後まで引っ張られて行くという感じです。
ジョッシュ・ハーネットは素敵でした。
裸体もさらしてくれましたが、うっとりするほどでした。
ボクシングの訓練を、撮影が遅れたために7ヶ月もしたそう。
なるほどです。
スカーレット・ヨハンセンは「マッチポイント」でセクシーさを知ってしまっていたので、新鮮さにと乏しく、謎の女としては惜しかったです。
ヒラリー・スワンクは、殺された女ブラック・ダリア=ベティ(ミア・カーシュナー)に似てる??
どこが?
と突っ込みたくなりますけどね。
まあ、まあ。
ベティは良かったんじゃないかなあ。
予告編にも使われていたオーディションフィルム。
なんだか、彼女のすべてが表れているようでしたね。
あのインタビューをしているのはデ・パルマ自身だそうです。
ペチュニアおばさんとして有名なフィオナ・ショウ。
最初登場した時は、固まった笑顔のまま動かないので、玄関の犬と同様、剥製かと思いました。
ああ、怖かった。
でも、一番怖かったのは、やはり彼女でしたね。
衝撃のクライマックス。
そして、真実は闇の中へ。
不思議なこともたくさんありました。
リー(アーロン・エッカート )の最後はあれでいいのでしょか?
あんなの、ありなの?
世間が通るの?
そして、ラスト、バッキーがブラックダリアに取り付かれて生きていくという怖い暗示がありましたが、結構簡単に彼女の元へと戻っていくのね、と思いました。
死体は、ちょっと手抜きだと思いました。
一目で作り物って分かったよ。
もう少しがんばってください。
「クリムゾンリバー」の死体が最高です。
でも、ちゃんとと犯人もわかるし、この作品の中では事件の謎も解けるので、観客にとってはありがたいことでした。
【解説】
『L.A.コンフィデンシャル』の原作者としても知られるジェイムズ・エルロイの同名小説を『アンタッチャブル』の名匠ブライアン・デ・パルマが映画化。40年代のロサンゼルスを舞台に、女優志望の女性が惨殺された“ブラック・ダリア事件”を追う刑事ふたりの運命が描かれる。主演は『パール・ハーバー』のジョシュ・ハートネットと『アイランド』のスカーレット・ヨハンソン。残忍な事件の全ぼうが徐々に明らかになるサスペンスの醍醐味と、濃厚で艶めかしい人間ドラマが絶妙なバランスで絡み合う。
【あらすじ】
1947年、LA市内の空き地で、女性が腰部分を切断された惨殺死体で発見される事件が発生。その女性、エリザベス・ショート(ミア・カーシュナー)はハリウッドで女優になる夢を見ながら哀れな最期を遂げたのだと判明する。LA市警の刑事、バッキー(ジョシュ・ハートネット)とリー(アーロン・エッカート)はその捜査にあたるが……。 (シネマトゥデイ)
【感想】
レビュー読むと、評判悪いですね。
私は、デ・パルマといってもピンと来ないせいか、ずいぶん楽しめました。
「L.A.コンフィデンシャル」はTVをチラ見した程度なので、改めて見たいと思います。
この作品に関しては、ボクシングシーンから話を持っていったところが良かったと思いました。
二人の刑事の関係、そこに謎の女が入ってきてからの三角関係などをスピーディに処理して、いろんな伏線を一気に見せておいて、本題へ。
その後は、エロさとグロさがないまぜになって、とても正視できないような残酷な事件や、陰謀や嘘、裏切りなど、いかにも大衆紙が喜びそうなスキャンダラスな内容だけど、怖いもの見たさに興味をそそられ、最後まで引っ張られて行くという感じです。
ジョッシュ・ハーネットは素敵でした。
裸体もさらしてくれましたが、うっとりするほどでした。
ボクシングの訓練を、撮影が遅れたために7ヶ月もしたそう。
なるほどです。
スカーレット・ヨハンセンは「マッチポイント」でセクシーさを知ってしまっていたので、新鮮さにと乏しく、謎の女としては惜しかったです。
ヒラリー・スワンクは、殺された女ブラック・ダリア=ベティ(ミア・カーシュナー)に似てる??
どこが?
と突っ込みたくなりますけどね。
まあ、まあ。
ベティは良かったんじゃないかなあ。
予告編にも使われていたオーディションフィルム。
なんだか、彼女のすべてが表れているようでしたね。
あのインタビューをしているのはデ・パルマ自身だそうです。
ペチュニアおばさんとして有名なフィオナ・ショウ。
最初登場した時は、固まった笑顔のまま動かないので、玄関の犬と同様、剥製かと思いました。
ああ、怖かった。
でも、一番怖かったのは、やはり彼女でしたね。
衝撃のクライマックス。
そして、真実は闇の中へ。
不思議なこともたくさんありました。
リー(アーロン・エッカート )の最後はあれでいいのでしょか?
あんなの、ありなの?
世間が通るの?
そして、ラスト、バッキーがブラックダリアに取り付かれて生きていくという怖い暗示がありましたが、結構簡単に彼女の元へと戻っていくのね、と思いました。
死体は、ちょっと手抜きだと思いました。
一目で作り物って分かったよ。
もう少しがんばってください。
「クリムゾンリバー」の死体が最高です。
でも、ちゃんとと犯人もわかるし、この作品の中では事件の謎も解けるので、観客にとってはありがたいことでした。