ーヘイヴン 堕ちた楽園ー原題=HAVEN
2004年 アメリカ/イギリス/ドイツ/スペイン フランク・E・フラワーズ監督 オーランド・ブルーム(シャイ)ビル・パクストン(カール・リドリー)スティーヴン・ディレイン(アレン氏)ゾーイ・サルダナ(アンドレア)ラズ・アドティ(リッチー・リッチ)アグネス・ブルックナー(ピッパ・リドリー)ヴィクター・ラサック(フリッツ)リー・イングルビー(パトリック)アンソニー・マッキー(ハンマー)
【解説】
カリブ海のケイマン諸島を舞台に、裕福な家の娘と恋に落ちた青年、脱税の罪でFBIに追われて島にやって来たビジネスマンとその娘らの運命が交錯するスリリングな人間ドラマ。監督はケイマン諸島出身で本作が長編デビューとなるフランク・E・フラワーズ。出演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルーム。何人ものキャラクターの物語が絡み合う構成と、製作にも名を連ねたオーランドの熱演に注目。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
ビジネスマンのカール(ビル・パクストン)は脱税の容疑でFBIに家宅捜査されることを知り、愛娘のピッパ(アグネス・ブルックナー)を連れてケイマン諸島へ逃亡した。一方、島の青年シャイ(オーランド・ブルーム)は、裕福な家の娘アンドレア(ゾーイ・サルダナ)と結ばれるが、一転して暴行容疑をかけられてしまう。(シネマトゥデイ)
【感想】
マイアミから、脱税容疑をかけられて、ケイマン諸島へ逃げてきたリドリー(ビル・パクストン)とピッパ(アグネス・ブルックナー)親子。
一方、シマ育ちで不幸な過去を持つシャイ(オーランド・ブルーム)とアンドレア(ゾーイ・サルダナ)の若いカップルの悲恋。
この二つのお話が、美しいケイマン諸島の自然を背景にして描かれていきます。
ケイマン諸島は、映画によく登場しますね。
マネーロンダリングが行われているところみたいですね。
今回のこの映画では、「昔ある船が難破して、この地にたどりついた。島の人たちは、一生懸命救助した。乗組員の中にイギリス王の息子がいて、感謝した王様は、この地の住人からは未来永劫税金をとらないと約束した」と言っていました。
とにかく、島の自然の美しいところと、外国から観光客や犯罪に絡んだ汚い人たちが入り込んで島をめちゃくちゃにしている現実と、それがこの映画のテーマだと思いました。
監督もこの島出身らしいですね。
島の現状を嘆いているのでしょう。
さて、シャイとアンドレアの悲恋は、まるロミオとジュリエットのようでした。
わりと単純で、新鮮さにかけるような気もしました。
リドリーのストーリーは、ピッパの一夜のお話へと発展していって、登場人物も複雑で裏切りの連続だし、わかりにくいものでした。
シャイの物語とは、直接関係がないし、なんかまとまりがなかったと思いました。
観客が何が重要な情報で、何が必要ないのか、迷ってしまいます。
あとで、がーっと説明していくのですが、説明するくらいなら、最初から時系列をずらす必要はなかったのにと思いました。
オーランド・ブルームは、こういうシリアスな映画でも妙に明るくて、浮いている感じがするのは私だけでしょうか。
「ケリー・ザ・ギャング」の時もそう思いました。
「エリザベスタウン」みたいな映画なら、とても感じがいいと思ったんだけど。
彼の人柄のよさが、にじみ出てしまうのか、私がそう見てしまうのか?
2004年 アメリカ/イギリス/ドイツ/スペイン フランク・E・フラワーズ監督 オーランド・ブルーム(シャイ)ビル・パクストン(カール・リドリー)スティーヴン・ディレイン(アレン氏)ゾーイ・サルダナ(アンドレア)ラズ・アドティ(リッチー・リッチ)アグネス・ブルックナー(ピッパ・リドリー)ヴィクター・ラサック(フリッツ)リー・イングルビー(パトリック)アンソニー・マッキー(ハンマー)
【解説】
カリブ海のケイマン諸島を舞台に、裕福な家の娘と恋に落ちた青年、脱税の罪でFBIに追われて島にやって来たビジネスマンとその娘らの運命が交錯するスリリングな人間ドラマ。監督はケイマン諸島出身で本作が長編デビューとなるフランク・E・フラワーズ。出演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルーム。何人ものキャラクターの物語が絡み合う構成と、製作にも名を連ねたオーランドの熱演に注目。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
ビジネスマンのカール(ビル・パクストン)は脱税の容疑でFBIに家宅捜査されることを知り、愛娘のピッパ(アグネス・ブルックナー)を連れてケイマン諸島へ逃亡した。一方、島の青年シャイ(オーランド・ブルーム)は、裕福な家の娘アンドレア(ゾーイ・サルダナ)と結ばれるが、一転して暴行容疑をかけられてしまう。(シネマトゥデイ)
【感想】
マイアミから、脱税容疑をかけられて、ケイマン諸島へ逃げてきたリドリー(ビル・パクストン)とピッパ(アグネス・ブルックナー)親子。
一方、シマ育ちで不幸な過去を持つシャイ(オーランド・ブルーム)とアンドレア(ゾーイ・サルダナ)の若いカップルの悲恋。
この二つのお話が、美しいケイマン諸島の自然を背景にして描かれていきます。
ケイマン諸島は、映画によく登場しますね。
マネーロンダリングが行われているところみたいですね。
今回のこの映画では、「昔ある船が難破して、この地にたどりついた。島の人たちは、一生懸命救助した。乗組員の中にイギリス王の息子がいて、感謝した王様は、この地の住人からは未来永劫税金をとらないと約束した」と言っていました。
とにかく、島の自然の美しいところと、外国から観光客や犯罪に絡んだ汚い人たちが入り込んで島をめちゃくちゃにしている現実と、それがこの映画のテーマだと思いました。
監督もこの島出身らしいですね。
島の現状を嘆いているのでしょう。
さて、シャイとアンドレアの悲恋は、まるロミオとジュリエットのようでした。
わりと単純で、新鮮さにかけるような気もしました。
リドリーのストーリーは、ピッパの一夜のお話へと発展していって、登場人物も複雑で裏切りの連続だし、わかりにくいものでした。
シャイの物語とは、直接関係がないし、なんかまとまりがなかったと思いました。
観客が何が重要な情報で、何が必要ないのか、迷ってしまいます。
あとで、がーっと説明していくのですが、説明するくらいなら、最初から時系列をずらす必要はなかったのにと思いました。
オーランド・ブルームは、こういうシリアスな映画でも妙に明るくて、浮いている感じがするのは私だけでしょうか。
「ケリー・ザ・ギャング」の時もそう思いました。
「エリザベスタウン」みたいな映画なら、とても感じがいいと思ったんだけど。
彼の人柄のよさが、にじみ出てしまうのか、私がそう見てしまうのか?