太平洋セメントは、東京大学の野口貴文教授をプロジェクトマネージャーとするNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)ムーンショット型研究開発事業「C4S研究開発プロジェクト(C4S: Calcium Carbonate Circulation System for Construction <建設分野の炭酸カルシウム循環システム技術>)」の共同実施者として、空気中の CO2を廃コンクリートに固定化し、その上で圧力をかけて固化するカルシウムカーボネートコンクリートブロックの製造技術を開発した。
同社は、これまでに培ってきたセメント・コンクリート系材料に関する知見を生かし、今回のプロジェクトにおいては、主にカルシウムカーボネートコンクリートの「硬化プロセスの検討」と「部材製造」に関わる研究開発を担っている。
同社は、2022年3月24日に太平洋セメントグループ「カーボンニュートラル戦略2050」の技術開発ロードマップおよび2030 中間目標を公表し、2050 年カーボンニュートラルに向けた技術開発を推進している。
今回開発されたカルシウムカーボネートコンクリートの技術は、セメント製造技術以外での取り組みの一つである「CO2吸収源の創出」に位置付けられており、CO2を固定しながら建設材料のサーキュラリティへの移行を支援できることから、サステナブル社会への貢献も期待される。 <太平洋セメント>
同社は、これまでに培ってきたセメント・コンクリート系材料に関する知見を生かし、今回のプロジェクトにおいては、主にカルシウムカーボネートコンクリートの「硬化プロセスの検討」と「部材製造」に関わる研究開発を担っている。
同社は、2022年3月24日に太平洋セメントグループ「カーボンニュートラル戦略2050」の技術開発ロードマップおよび2030 中間目標を公表し、2050 年カーボンニュートラルに向けた技術開発を推進している。
今回開発されたカルシウムカーボネートコンクリートの技術は、セメント製造技術以外での取り組みの一つである「CO2吸収源の創出」に位置付けられており、CO2を固定しながら建設材料のサーキュラリティへの移行を支援できることから、サステナブル社会への貢献も期待される。 <太平洋セメント>