“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

2024-05-27 09:59:33 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




フロンティア NHK BS 毎週火曜日 午後9:00〜午後10:00

5月28日(火) 砂漠のクジラ 進化のミステリー(再放送)

 2021年、エジプトの砂漠地帯でクジラの祖先の化石が発見された。体長は3メートル、するどい歯をもち、4本の脚があった。クジラの進化の謎を紐解く重要な発見だ。研究チームは、この化石を「陸にいたクジラが水中に住むようになる進化の過程にある生物」と結論づけた。約4300年前、水中と陸を行き来しながら魚や他のクジラの仲間を捕食していたという。もともと陸にいただクジラの祖先がなぜ海に住処を求めるようになったのか?番組では新発見の化石の分析や現代クジラの遺伝子解析などによって進化の秘密を探っていく。

いまからサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分

5月29日(水)  東大直撃SP!「レアアース」を日本海域で大量発見 加藤泰浩(東京大学 工学部長 大学院工学系研究科長)

 日本の知の最高峰・東京大学を直撃SP!今回は希少資源「レアアース」を日本海域で大量に発見した工学系研究科長・加藤泰浩教授を、加藤浩次が突撃訪問取材。EV自動車や燃料電池、レーザーなど先端産業に不可欠なレアアースが、水深5600mの泥に超高濃度で含まれることを大発見。その量はなんと世界需要の2400年分にも!?日本の産業を根底から新たに創出しようという野望とは?最先端サイエンストークに終始ワクワクが止まらない。レアアースの生産量は現在、中国が世界の7割を占め日本は500億円もかけて輸入せざるを得ない状況。だが加藤教授は、南鳥島周辺の海底に「レアアース泥」を発見。「測定を間違えた」と思うほどのまさかの高濃度で、世界需要の2000年以上にものぼるとされるレアアースが眠ることが明らかに。これを急ぎ開発し、日本のモノづくり産業を世界のトップへ復興させることを目指す。未来を切り拓く熱いトークに加藤浩次もテンションMAX。

出演:加藤泰浩(東京大学 工学部長 大学院工学系研究科長)

司会:加藤浩次、須黒清華

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

6月1日(土) 幻の野生馬 子馬ドットの四季

 四季折々、さまざまな表情を見せるハンガリーの大平原「プスタ」。世界でも珍しい野生馬が暮らす。そのうちの1頭、子馬・ドットの物語。春に誕生したドットは両親に見守られて成長し、夏を迎える。恵の雨で草原は湿地帯となり、ドットは仲間たちとの遊びの中で絆を強めていく。そして厳しい乾期と冬を共に乗り越える。草原に生きる野鳥や小動物の姿を交え、大平原に生きる野生馬の姿を伝える(2020年/スウェーデン・ドイツ)

新プロジェクトX〜挑戦者たち〜  NHKテレビ  毎週土曜日 午後7時30分~8時15分

6月1日(土) 窓際族が世界規格を作った〜VHS・執念の逆転劇〜(旧作アンコール)

 日本人が生み出した世界規格VHSビデオテープレコーダー。当時、弱小といわれた家電メーカーの窓際技術者たちが執念で開発した。昭和45年業界8位だった日本ビクターは、脚光をあびつつあったビデオ事業に乗り出したが赤字続きだった。「1年やればクビがとぶ」とも言われた事業部長に任ぜられたのは高野鎮雄、当時47歳。高野は技術者たちと極秘プロジェクトを結成。本社には報告せずに、新型ビデオレコーダーの開発に挑む。

MC:有馬嘉男、森 花子

語り:田口 トモロヲ

ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)

6月2日(日) 世界三大珍味を日本でつくる~科学で実現をめざす新たな食~(再放送)

 世の中には様々な高級食材が存在するが、その中でも世界最高峰の食材は「世界三大珍味」と呼ばれているキャビア、トリュフ、フォアグラではないだろうか。実は今、この世界三大珍味を日本でつくる研究が進められている。例えばキノコであるトリュフを人工的に栽培する研究が続けられており、日本初の人工的な発生に成功している。他方では、すでに国産のキャビアが登場しており、キャビアの生産効率を大きく向上させる画期的な技術も誕生しつつある。 世界が認める三大珍味を日本でつくる研究に迫る。

主な取材先:水谷和人(岐阜県森林研究所)
      山中高史(森林総合研究所東北支所)
      田口智也(宮崎県水産試験場内水面支場)
      稻野俊直(近畿大学水産研究所新宮実験場)
      木南竜平(近畿大学水産研究所新宮実験場)

サイエンスZERO NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

6月2日(日) 磁力が未来を引き寄せる!“磁気技術”が支えるデジタル社会

 SNSやクラウド、ECサイトなどのデジタル社会を支えているのは磁石!?HDDの大容量化に磁石の基礎研究から挑んだ研究者。「鉄・白金」の小さな磁石の開発は高温で加工するブレイクスルーが成功へ導いた。超・省エネや高速処理に期待が集まる「MRAM」。電子が持つ磁石の性質を使った半導体メモリーは、常識をひっくり返した基礎研究が礎になっていた。日本がリードする「磁気技術」のブレイクスルーの物語。

司会:井上咲楽、浅井 理
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●科学技術書・理工学書<新刊... | トップ | ●科学技術書・理工学書<新刊... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

   ◆TV番組◆」カテゴリの最新記事