“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「日経ムック 宇宙無限大 ビジネスのフロンティア」(アクセンチュア監修/日本経済新聞出版)

2024-07-29 09:33:16 |    宇宙・地球



<新刊情報>



書名:日経ムック 宇宙無限大 ビジネスのフロンティア

監修:アクセンチュア

発行:日本経済新聞出版

 人類にとって宇宙はフロンティアであると同時に、未来へとつながるビジネスの一大テーマ。そこには二重の意味がありる。1つは宇宙空間にまつわるビジネスの拡大。まだまだ市場は黎明期で、インフラ整備を牽引役として高い成長がしばらく続く見通し。もう1つが宇宙発のイノベーションによる地上ビジネスへの応用。未来の地球を変えていくヒントが宇宙には多数眠っている。日本の企業も自社の強みを活かせばビジネスチャンスをつかめるはず。無限ともいえる宇宙ビジネスの可能性を、各方面への取材を通して明らかにする。・宇宙ビジネスの推進策は?高市早苗・内閣府特命担当大臣(宇宙政策)JAXA/NASA・イノベーションを起こす注目のスタートアップ STAR HARBOR/Planet/アストロスケール/Space BD ほか・地上発・宇宙発の技術革新 NTT/ANAホールディングス/ブリヂストン/IHIグループ/大林組/日清食品ホールディングス/森永乳業/プラダ/ポーラ ほか
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「IoT電子工作 やりたいこと事典」(後閑哲也著/技術評論社)

2024-07-29 09:32:35 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:IoT電子工作 やりたいこと事典[Arduino、M5Stack、Raspberry Pi、Raspberry Pi Pico、PICマイコン対応]

著者:後閑哲也 

発行:技術評論社

 ちょっとしたIoTシステムで、自分の身の回りのことを自動化してみたいとお考えの方も多いであろう。しかし、経験がある方でも、どういうデバイスやセンサを使ったらよいかわからなかったり、どれを使うか迷ったりすることがしばしばである。同書はそんな方々を対象に、多くの方法がある中からどれを選ぶかを決める手間を省くという趣旨で、代表的なエッジデバイスに使える機器やセンサなどを中心に、実際の製作例ではどんなものになるかを試した結果を解説。扱うデバイスは、Arduino、M5Stack、Raspberry Pi pico、ワンチップマイコン、Raspberry Pi。デバイスの特性によって、液晶や有機EL、センサ、サーボ、カメラ、Wi-Fiはもちろん、LoRa通信や、電池無し・配線無しで無線通信できるEnOceanの使い方なども紹介。さらには、サーバやクラウド側のアプリケーションの処理も詳細に説明。この1冊で,IoT電子工作の世界がさらに広がる。
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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

2024-07-29 09:31:55 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




フロンティア NHK BS 毎週火曜日 午後9:00〜午後10:00

7月30日(火) 休止

いまからサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分

7月31日(水) ”地震予測”実現なるか? 京都大学 防災研究所 教授 西村卓也

 今注目の地震学者、京都大学の西村卓也教授が登場。なぜ日本で巨大地震が頻発してしまうのか…最新のGPSシステムで迫る地震研究最前線。2024年1月1日、北陸を襲った能登半島地震。観測史上7回目の震度7を記録、阪神淡路大震災の3倍以上のエネルギーが石川県を直撃したとも言われている。今なお大きな爪痕が残る能登半島地震。そして、2月末から千葉県沖では立て続けに地震が起きる群発地震が発生している。なぜ、日本は地震が多発してしまうのか…私たちはどう備えるべきなのか…。そこで今日は、最新のGPSシステムで地震の解明に挑む、京都大学・西村卓也教授が登場。加藤浩次が、“地震研究最前線”に迫る。能登半島地震の原因は、地中に広がる『地下水』だった。そして、巨大地震の“前兆”!?スロースリップとは。西村先生がGPSシステムで次々と明らかにする地震の真相に、とことん斬り込む。なぜ、西村先生は地震の「揺れ」ではなく、地面の『位置や動き』に着目するのか?そして、夢の“地震予測”は実現できるのか!? 日本人の宿命、地震との付き合い方の“現在地”をお届けする。

出演:西村卓也(京都大学 防災研究所 教授)

司会:加藤浩次、須黒清華

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

8月3日(土) 休止

新プロジェクトX〜挑戦者たち〜  NHKテレビ  毎週土曜日 午後7時30分~8時15分

 次回は、8月31日(土) 祈りの塔~1300年の時をつなぐ 国宝 薬師寺東塔~

MC:有馬嘉男、森 花子

語り:田口 トモロヲ
 
ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)

8月4日(日) 生成AIのある日常(再放送)

 「生成AI」という言葉が毎日のように新聞やニュースを賑わせている。これまでのAIはコンピュータが学習や判断をする技術であるのに対して、生成AIは人間の言葉による質問や指示に沿って、テキストや画像、動画、音声などを新たに創造することができる技術だ。例えばこれまでのAIは人間の顔認識が得意だが、生成AIは架空の人間の顔を新たに創り出すことが得意なAIだ。生成AIの何がそれほど衝撃的なのか? 私たちは生成AIをどう扱い、その創造物とどう付き合っていけばよいのか?生成AIの広がる可能性と、新しいリスクに迫る。

主な取材先: 羽深 宏樹(京都大学大学院法学研究科)
       岩田 直也(名古屋大学デジタル人文社会科学研究推進センター)
       佐々木 雄一(Spiral.AI )
       仲尾 毅(Adobe)

サイエンスZERO NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

8月4日(日) シリーズ原発事故2024 (1)最新報告 汚染水・処理水との戦い(アンコール放送 初回放送日:2024年3月10日)

 事故発生から13年の福島第一原発。廃炉へ向けた取り組みと、科学の最前線を2回シリーズで伝える。第1回は海洋放出が始まった“処理水”と、その発生源である“汚染水”をめぐる戦いにせまる。現場では1日90トン発生する汚染水を少しでも減らそうと模索が続く。さらに今、汚染水の処理過程でうまれる高濃度の放射性廃棄物“スラリー”の問題が顕在化。はたして安全な処理・保管方法は確立できるのか?

司会:井上咲楽、浅井 理
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