仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

秋丁字

2011年10月14日 21時49分53秒 | 植物
 こうしてブログに野草を載せていると、普段よく見ている花にそれぞれ聞いたことない名前がついていることに感心します。いかに自分が花の名前を知らないか、ということですね。

 この鮮やかな紫の花は「秋丁字」。丁子の花に似ているところからこの名前がついたとのことですが、丁子の花がどんなものか知らないのでよくわからない。



 川べりに群生していました。しょっちゅう通るところだから目についているはずなのに去年までは関心が向かなかった。もう覚えたぞ!またすぐ忘れるけど…。

「文化の森」森林調査

2011年10月12日 21時51分33秒 | 
 京都の貴重な文化財を補修するときのための材料にするべく京都府が指定している「文化の森」というものがあります。その調査、管理を委託されているのがNPO法人サウンドウッズさん。1本1本の木をデータベース化して、注文に応じて材を供給するというシステムを展開されていることで有名な団体ですが、今回の「文化の森」事業でお近づきになることができました。

 今日、そのサウンドウッズさんの森林調査に同行させていただきました。

 

  4人の調査チーム。サウンドウッズの安田さん、京都森と住まい百年の会の野瀬さん、岩井さん、池山さんというお馴染みのメンバー。

 

 得体の知れないデジタル測量機械。よくわかりませんが、なんかかっこいい。

 

 測量風景。レーザー光線を反射板で反射させて距離と方位を一度に測れるらしい。しかも斜面なのに水平距離がわかるとか。素晴らしい!おまけに、上空に障害物がなければGPSで場所を特定できるらしい!(山の中では上に木の枝があるので無理なんだそうです。)聞けば聞くほど驚きです。まったく文明の進歩はとどまるところを知らない。

 

 

水都おおさか森林の市

2011年10月10日 20時31分35秒 | イベント報告
 山の中の芝生広場の翌日には高層ビル街。あまりにも対照的なロケーションです。

 大阪のど真ん中、帝国ホテル、OAPタワーの裏手にある桜宮公園。OAPタワーではこの日天満音楽祭が開催されており、出番待ちの高校生ブラスバンドが緊張の面持ちです。ビルの隙間から差し込む夕日がまぶしい。

 

 絶好の行楽日和も手伝ってイベントは大盛況でした。仙太の店もおかげさまで大賑わい!いつもは考えられないことですが、一時はちょっとした行列ができたほどです。小枝笛とオカリナ笛が好評を博しました。浜名湖ではさっぱりだったのでかなりガックリきていましたが、よかった…。

 夕方、小学校4~5年生くらいの女の子が来てくれました。
 「おばあちゃんに三味線買ってあげようと思うけど…300円しかないねん…。」
 「おばあちゃん三味線やったはるの?」
 「うん。三味線の先生してる。」
 「そーかー。わかった。そのおばあちゃん思いの気持ちに免じて300円にしといたげよ。」
 「ありがとうございます!」
 
 おばあちゃん思いなのは確かだと思いますが、一緒にいた友達に「ジュース飲んで帰ろう!」と言っていたところを見ると有り金全部はたいたわけではなく少なくとも120円はちゃんととってあったらしい。さすがにしっかりちゃっかりしています。「その120円も出せ。」と言いたかったけどやめました。

 多くのご来店、ありがとうございました!

 

アートにふれる2日間

2011年10月08日 20時25分27秒 | イベント報告
 昨年に続き2回目。家から車で10分という超地元でこんな立派なイベントができました。

 天気は快晴!売上げも、先日の浜名湖には比べるべくもありませんがまずまず満足圏内。何よりも、浜名湖では1個も売れなかったオカリナ笛が6個も出たということがうれしい。つくづくどこで何が売れるかはわからないもんです。
 


 はるばる神奈川や群馬からも作家さんが集まっています。まだ明日もありますが、満足して帰っていただけることを切に祈ります。
 2回目ということもあり、他所の大きなイベントなんかと比べるとまだまだお客さんは少ない。でも、京都市内の方も多く、遠くは福知山市から来たというお客さんもおられたので、回数を重ねて定着すれば増えてくるでしょう。
 作家さんもお客さんもどうぞまた来年も来ていただきますように。

 そういう本人は明日は大阪森林の市へ行ってしまいます。説得力が全くないなー。すみません…。

 ご来店、ありがとうございました!


ススキ

2011年10月07日 20時19分59秒 | 植物
 前の川原に一面に生えている萱(カヤ)。この地域の民家の「萱ぶき屋根」の材料になっていたものです。最近知ったのですが、なんと、萱(カヤ)と薄(ススキ)は同じものだったのです!呼び方が違うだけ。そうだったのか…。どうりで似てると思った…。「今頃何言うとんねん?」と笑われるのを承知で告白しました。いくつになっても新しい発見はあるものです。



 今ではもう全くと言っていいほど誰も使わなくなったので生え放題の萱場。ブログのネタに使われるのがオチです。



 明日はゼミナールハウスの「アートにふれる2日間」、明後日は桜宮公園の「大阪森林の市」へ出展です。絶好の行楽日和になるとか。多くのお越しを!


イヌタデ

2011年10月05日 21時11分20秒 | 植物
 川原などに生えているヤナギタデは葉っぱに辛味があって刺身のツマや鮎の塩焼きにつけるタデ酢にしたりしますが、このイヌタデは辛味がなく役に立たないというのが名前の由来らしい。役に立たないから「イヌ」とはまた随分傍若無人で、犬にもタデにも失礼な話です。おまけに花言葉が「あなたのために役立ちたい」だとか。どこまでもバカにしている。イヌタデ自身は絶対そんなことは思っていないに違いない。



 2日はこの地域の運動会でした。何故かリレーに出場することになり、なんとかコケずにバトンを渡すことができましたが3日たった今もまだ筋肉痛…。あの運動は激しすぎる。

 

展示会DM

2011年10月01日 21時00分42秒 | 告知!
 11月の展示会のDMの図案ができました!共催するカメラマンの上家さんに全面的にお世話になって。

 とうとう10月になってしまいました。出展作品はいくつかあるもののまだまだできていないもの、デザイン案すら固まっていないものもたくさんある。せっかくなので何か目玉になるものをひとつ…と思っているのですが、これに到っては全く雲を掴むような段階です。尻に火がつかないと動き出せない性格がここでも見事に発揮されています。

 今までの自分の一つのまとめとして、また、ちょっと背伸びをする機会として、いいものにしたいと考えております。よろしくお願いします。

    「木と写真」 上家祐&江口喜代志(工房仙太)作品展
       2011年11月21日(月)~11月27日(日)
         12:00~18:00 (最終日は17:00まで)

      於:ギャラリー象鯨
         京都市中京区姉小路通柳馬場東入