ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

日本の都市部の町は美しくない

2021年10月24日 | Weblog
外国人は美しいと言ってくれるのですが、恐らく美しいという意味は、ゴミがちらかっていなくて清潔ということでしょう。

日本の現代の都市部の町は、全国、だいたい共通で、美しくありません。庭や家をつくる人が外観を重視しないからです。住めればいいでしょ、というレベルでつくります。行政も人や車が往来できればいいでしょ、というレベルで道をつくります。

現代人の心から、美しい家、美しい庭、美しい道、美しい町という意識が抜けています。

戦後、戦争の荒廃から立ち上がったのですが、生きることで精一杯で、家、庭、道、町を美しくすることまで考えることができませんでした。戦後76年経ったのに信じられないことに日本人は貧乏根性を捨てていません。

絵や彫刻だけが美術ではありません。小物に美術を活かすことはできていますが、大物に美術を活かすことができていません。

また、防犯のためには家を見えなくするのが望ましいとか、道行く人に覗き込まれたくないという小心が美意識より優先しました。

残念ながら現代は貧困化が進んでいますが、貧乏でも貧乏根性はいけません。貧乏でも美を重視する心は持てます。学校で学んだ美術を、家、庭、道、町づくりに活かすことが大事です。

美意識なき安っぽい住宅会社に設計を任せる、土留めに安っぽいコンクリートブロックを使う、その上に単調な塀や生け垣を設ける、などの貧乏くさい定型的な思考は捨て、庭・家の外観を重視するようにするといいと思います。

道路に電柱を立てることはもうやめるべきです。共同溝を設け、町を美しくするべきです。蜘蛛の巣町はいけません。危険であり、美しくありません。

行政に町の機能と美を考える組織を設けるといいと思います。

美術の大物への応用は新しい産業を生むと思います。経済効果もあります。人々の心が美しくなり、大きくなり生活力が大きくなると思います。貧乏根性を捨てるので本当にお金が儲かるようになるのではないでしょうか。日本の貧困化の原因は貧乏根性だと思います。


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