ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

民主主義の特徴

2021年02月02日 | 社会

民主主義社会でおこっている不思議なことは、誰が決めたかわからないが、新しい考えが普及して社会が改善していることだと思います。インターネットで説明すると、昔だったらどこそこの国、あるいは会社が開発し、実用化し、維持改善を行っていると管理主体を特定できるのですが、インターネットは利用者の間でこれはいいねという感じで利用がどんどん増え、驚くべきことに改善もやはり利用者が行っており、またこれはいいねという感じで受け入れられて全体に広がります。参加した人は何らかの形でインターネットの改善拡大に貢献しています。インターネットでいろいろな情報知識を集めることができますが、いろいろな人が蘊蓄を傾けて情報知識をインターネットで広めています。有料のサービスでも誰かがインターネットで始めるとよければこれはいいねという感じで世界的サービスに拡大します。

今再び話題になっているビットコインですが、特定の国や機関が管理している訳ではありません。最初のアイデアを出した人がいますが、やはり参加者がこれはいいねという感じで利用がどんどん広がっています。投機の対象になり、価値が大幅に変動するという問題も利用者から改善提案がなされ、これはいいねという感じで改善されると思います。今は仮想通貨などと呼ばれていますが、利用者の間で改善が進み、世界性が追求され、世界通貨に成長する可能性を秘めています。

もちろんこれは悪いねという面も生じますが、悪い面も参加者がこれは悪いねという感じで、改善の動きが出て、その改善がいつしか利用者の間に広まり、悪い面が排除されていきます。

これが民主主義社会の本質的な特徴ではないでしょうか。誰かの命令でシステムが広がるのではなく、これはいいと思った人が利用してシステムを拡大改善していきます。国連や国や大会社も、この力学には勝てません。追認するしかありません。人々の共通の価値観をエネルギーとして自然に人々の間に利用が拡大し、国連や国や大会社を吞み込むような世界システムに成長します。

民主主義という考えがそういう特徴をもっていると思います。これはいいねという感じで世界の人々の間で広まっていくと思います。人間主義もそうだと思います。

菅義偉総理は、日本はデジタル化が遅れていると言ってデジタル庁を設け、日本のデジタル化を推進するそうですが、これは命令です。国民から抵抗を受けるようなことばかり菅内閣はやると思います。たとえば個人番号ですが、国民の間で、これはいいねという状態になっていません。国民が参加して改善する仕組みになっていません。菅総理は民主主義が理解できていないからです。



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