ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

思考が小さくなっている

2012年01月25日 | Weblog

1月24日朝 横浜では雪は草木にとっても私達にとっても春の訪れを告げる先触れです。

現在地方自治体には上部構造として都道府県があります。
いろいろな経緯があると思いますが、この上部構造は複雑です。
整理した方がいいと思います。

その中の都(と、すなわちみやこ)とは中央政府がある地方自治体という意味でしょう。

橋下徹大阪市長は大阪都をつくることを提案しています。
大阪市、大阪府、さらにはその周辺県を一体的に考えないと解決が面倒な問題が増えているのでしょう。
しかし大阪都というと日本を東西に分け、日本政府を東日本政府にし、西日本は西日本政府を大阪都に置きたいと言っているような感じがします。

河村たかし名古屋市長は中京都をつくることを提案しています。
彼は「尾張名古屋共和国」を目指すと言っています。
中部地方を国にし、中部日本政府を名古屋に置きたいと言っている感じがします。

東京都、大阪都、中京都と日本に都(みやこ)が三つあるなんて変です。
いっそ都という行政区の名称をやめてはどうでしょうか。
横浜市には神奈川県庁がありますが、市という普通の行政区名称を使っています。
別に問題はありません。
東京に中央政府があっても東京県あるいは東京市でもいい訳です。

東京「都」などと言うから東京に何でも集中し、世界で一番問題が大きい町になってしまいました。
東京で大地震が起こる確率が高いそうですが、本当に起こったら東京は地獄でしょう。
昨年3月11日の地震でも東京は機能麻痺に陥りました。

確かに現在の中央政府は日本を管理する能力を欠いています。
思考が小さいか、自分のことしか考えない国会議員や国家公務員が多いからです。
だからと言って日本を分割するのは時代錯誤です。
たまたま今は全体を考える国会議員や国家公務員が少ないだけです。
やがて混乱の中から日本のこと、さらには世界のことを考える国会議員や国家公務員が育ちます。

日本はまとまった島々と日本語に代表される日本文化からなっており、世界の中で一つの行政区としてちゃんと成り立っています。
時計の針を逆に戻す(分国する)ようなことを考えることは望ましいことではありません。

ところでまだ世界という行政区を認識する人は少ないと思います。
現代はまだ国と国が争っている未開時代です。
しかし行政区は拡大します。
歴史がそのことを証明しています。
今人々が考えるべきことは世界という行政区です。
日本(国)を3分するなどという小さな考えではいけません。


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