ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

生活の心配をして生命を軽視している原発村

2012年01月31日 | Weblog

日本原子力発電(株)東海第二発電所 1978年11月営業開始 (出所)日本原子力発電HP

日本原子力発電東海第二発電所がある茨城県那珂郡東海村は原発に対する考え方が三つに分れているそうです。

1. 日本原子力発電のおかげで村の経済が非常によくなり、また村人の収益になる原発関連の仕事が非常に増えた。原発賛成。
2. 村に対する中央政府の交付金が非常に多い。原発賛成。
3. 原発は危険。事故が起これば自分の村が滅び、村外にまで被害が及ぶ。原発反対。

この中で1と2が問題です。
特に2から中央政府や村の不純な動機が読み取れます。
どうして原発があるだけで中央政府は村にこのような特別扱いをするのでしょうか。
原発が安全なら村は安心して原発を受け入れ、日本原子力発電が納める税金や提供する仕事だけで満足します。
しかし中央政府も村も原発が危険であることを知っているから政府は多額の交付金を出し、村は多額の交付金を要求します。
要するに中央政府は事故が起こったときは犠牲になってくれと村にお願いし、村は犠牲になることを覚悟している訳です。

どうも原発村は自分の生活を心配し、自分の将来や子孫のことを考えていません。
中央政府が原発をやめるなら従がうと言う中途半端な村人も多いようです。
自分のことを自分で考えず、中央政府に考えてもらっています。
主体性がありません。

なお、村長は賢明な人で昨年10月中央政府に廃炉を提案したそうです。
何とか村人も目覚めてほしいものです。
自分や他人や子孫の生命を重視してほしいと思います。


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