ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

アメリカ・ヨーロッパとイスラム国の戦争は戦争

2014年09月27日 | Weblog
アメリカ・ヨーロッパがイスラム教系国の人々を差別してきた長い歴史が関係しています。
イスラム教系の人々が住んでいたパレスチナに強引にイスラエル国を建国したことが関係していると思います。
その後、周辺国・人々との戦争についてイスラエルを支援したことが関係しています。

アメリカ・ヨーロッパは、イスラム教系国の政府に有利な条件を出して交渉したが、その内容は人々に配慮したものではありませんでした。
アメリカ・ヨーロッパは自由主義、民主主義と言いますが、イスラム教系国の人々が不自由な状態にあっても政府が親アメリカ・ヨーロッパなら人々の状態を問題にしませんでした。
これがアメリカ・ヨーロッパの二重基準です。
イスラム教系国の人々やアメリカ・ヨーロッパ在住のイスラム教信者は反アメリカ・ヨーロッパの感情を持っている人が多いと思います。

イスラム教スンニ派過激派のイスラム国は人の命を軽視しすぎるため世界から批判非難されています。
したがってイスラム国が国として世界から認められることはないと思います。

しかし、アメリカ・ヨーロッパとイスラム国の戦争は、アメリカ・ヨーロッパの正当防衛とは言えません。
アメリカも認めていますが、これはアメリカ・ヨーロッパとイスラム国の戦争です。

安倍晋三総理は、アメリカ・ヨーロッパを理解すると言いましたが、日本はアメリカを中心とする国際社会に所属するからです。
法より利害を重視したと思います。
しかしアメリカ・ヨーロッパの戦争に協力することは日本が不法に加担することを意味します。
日本は戦争を放棄しているからです。

利害に振り回される現実を考えると、弱い立場の日本が法を無視してアメリカに協力せざるをえないということは何となくわかります。
それではいつ日本は自主的な考えで世界改善に踏み出すのでしょうか。
いつまでたってもアメリカの従属国の言動をするのでしょうか。

アメリカと中国・ロシアの間に位置する日本は、どちらの側についても利害に振り回されます。
世界に通用する法をもって中立するのがいいと思います。
その場合には世界から信用される日本になる必要があります。
自衛隊の世界的活躍で信用されるなどと考えてはいけないと思います。

人々が生きるのに必要な技術の開発に注力して世界が日本は世界に役立っていると思うような国になることが最善と思います。
近年、会社は、国内生産を軽視し、技術開発まで海外で行なう動きですが、世界に買っていただけるもの・サービスを失ったら日本の信用は上がらないでしょう。
最近、町で効率のよい道路舗装工事を見ましたが、使っている機械は外国製でした。
土建機械は日本が世界一と思っていましたので愕然としました。

環境にうるさい日本でしたが、近年は放射能汚染が起こっても大量放射性物質の使用は禁止などという迅速な反応を取りません。
放射能汚染、しょうがない、放射能汚染で故郷を失ってもしょうがない、放射性物質を体の中に取り込んでもしょうがない、放射線障害が出てもしょうがない、・・・。
日本人は生きるのに疲れてしまったのでしょうか。

自衛隊が世界各地でアメリカに協力しても、PKOとして活躍しても、日本は損するだけで、決して日本の信用は上がらないと思います。
何かの拍子に戦争に巻き込まれ、現地の人を殺せば、その人が反政府武装組織の人であっても現地の人々の憎しみを買うだけということもあります。
自衛隊の世界的活躍は枝葉の繁茂だと思います。
今の日本、根幹が非常に弱っていると思います。
日本は、枝葉ではなく、根幹を強くすることに注力すべきと思います。


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