ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

自然の猛威

2014年09月30日 | Weblog
9月27日の御嶽山の突然の大量水蒸気噴出は驚きました。
噴出水蒸気がゆっくりと増えたなら避難する時間があったと思いますが、爆発的に増えましたから近くにいた人々は安全に逃げることができませんでした。
爆発的に増えることがあるという知識をもって登った人はいないのではないでしょうか。
火山の怖さを改めて知りました。

地下で何が起こったか想像するだけですが、地下水とその下の方にあるマグマ(1100℃ぐらいの溶けた岩石物質)の間の固まった岩層に亀裂ができてマグマと地下水が直接接触し、大量の水が激しく沸騰したか、マグマが固形の岩層をとかし、地下水と直接接触して大量の水の大沸騰が起こったのでしょう。

水蒸気の噴出が続いているとのことですのでマグマは高温を保ち地下水との接触が続いていると思います。
やがて地下水がなくなれば、大量水蒸気噴出は収まるが、次は溶岩の噴出か溶出がありえます。
噴火が起こる恐れがあると思います。

幸い御嶽山の周辺は山地で都市化が起こっていません。

しかし富士山は違います。
富士山でもマグマが動いているようで噴火の恐れがあると言われています。
富士山周辺には富士吉田市、御殿場市、裾野市、三島市、沼津市、富士市、富士宮市と、七つも市があります。
噴火があると予測した上で町づくりをやってきたとは思えません。
反対にないと思って町づくりをやってきたと思います。
ゆっくりと噴火が始まるならば逃げることができますが、急に大噴火が始まると打つ手はないのではないでしょうか。

自然の猛威を軽視するとひどい目にあうのが日本だと思います。
アメリカに協力してイスラム国と戦うと政府は言いますが、そんなことより自然の猛威に弱い町をどうするかの方が日本でははるかに大きな問題に思えます。


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