ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

町の助け合い

2012年03月10日 | Weblog


老人の町は助け合いが必要です。
特に近所の助け合いが重要です。

私の町も老人の割合が多い状態です。
近所と交際しない老人がいますので近所は心配するのですがいい方法がないのが現状です。

私の町は防災ボランティアグループを編制し、年1回の総合的な町の防災訓練に加えて班単位で毎月防災訓練を行っています。
班単位で行っている目的は近所が助け合うという習慣をつくるためです。

町を3グループに分け、防災ボランティアも3つに分け、毎月各グループ1班防災訓練を行っています。
1グループ10班ぐらいありますが、去年は消火栓を使った初期消火の訓練でマンホールの開け方、消火栓へのホースの接続などの訓練を行いました。
今年は同じく消火栓を使った初期消火の訓練でホースの延長接続、チームワークなどの訓練を行います。
この消火栓を使った初期消火の訓練はチームワークが重要です。
初期消火訓練は近所が助け合う訓練として適していると思います。

昨年の実績ですが、年1回の総合的な町の防災訓練は参加者/世帯数が0.34でした。
一方、班単位の防災訓練は参加者/世帯数が0.60でした。
班単位の防災訓練の方が倍も参加者が多いことがわかります。

しかし、防災訓練の案内を班長名と防災ボランティアグループ責任者名で各戸に配布していますが、やはり出ない人は出ません。
しかし班単位で何か助け合いの活動をやっているということは案内で感じていただいているかもしれません。

大災害時、防災ボランティアが救出救命に出動する考えがありますが、現実はむずかしいと思います。
防災ボランティアは町の人口の数%しかいません。
防災ボランティアの1/3は現役です。
仕事で外出していますから昼間の災害には期待できません。
残りはOBです。
防災ボランティアも近所の人を助けることで精一杯でしょう。
やはり近所の助け合いが重要です。

老人といえども動ける人は動けない人を助ける。
これしかないと思います。
老人社会を嘆いているより動ける老人が動いた方が勝ちです。
動ける老人は普段から仕事で体を鍛えると同時に積極的に町の行事に参加して町意識を高めておくといいと思います。
これは老人が元気に生きる方法としても有益と思います。


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