ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

お葬式

2011年03月03日 | Weblog
92歳で亡くなった義母のお葬式が行われました。
お葬式は義母が住んでいた久里浜の近くの民間の葬祭場で仏式で行われました。
僧は近くのお寺から派遣されて来ました。

仕事はほとんど葬祭場がやってくれましたから喪主もその他の親戚も静かに別れのときを持つことができました。
15年前義父が亡くなったときはお寺でお葬式が行われましたが私はお手伝いが忙しくて義父との別れのときを持つような状態ではありませんでした。

義父のときはお葬式に義父の兄弟姉妹、そのつれあい、彼らの子とつれあい、孫が大勢集まって私は誰が誰やらほとんどわかりませんでした。
しかし今回は義母の世代の人は他界したか動けない状態で親戚では義母の子とつれあい、孫とつれあいが集まっただけになりました。
私の上の世代がいなくなってしまいました。

火葬は義父のときと同じ浦賀火葬場でしたが、ここは昔と変わらず、古い施設で、緑の丘陵に囲まれた谷間にひっそりとありました。
周辺がどんどん町になっていますので恐らくある時点でこの火葬場は閉鎖するのでしょう。

横須賀市営墓地に義父が生前自分でつくったお墓がありますので火葬が終わるとすぐ義母の骨壷は義父のそれと並べて納められました。
この市営墓地は丘陵を生かしてつくられた大規模な公園墓地でいくつかの区域に分かれていますが、区域ごとにお墓の構造を揃えており、整然としています。

しかし義父のお墓があっても、またいかに整然としていても私は公園墓地は好きではありません。
地方政府は公園墓地をつくるより自然を保全するか、自然公園をつくった方がいいと思います。

現代は人の流動性が大きく、親の住んだ所に子が住まないことが多いと思います。
遠い所にある先祖の墓を子孫が維持することがむずかしくなりました。
立派なお墓をつくっても子孫が維持することは容易ではありません。
お墓については大幅に考え直し、無理のない方法にした方がいいと思います。
今は埋葬ではなく火葬ですから残る骨灰は無機質で清潔で少量です。
この骨灰をどうするかと考えればいいと思います。

今回のお葬式では15年という時の流れを強く感じました。
また15年たつと私の世代がほとんど他界することなります。

また15年たつと日本の老人問題はどんどん小さくなるでしょう。


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