ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

原発は今でも「国の力」か

2014年12月25日 | Weblog
命よりお金を重視する日本人の弱点を利用して政府は原発利用を続けています。
つまり原発を受け入れる地方自治体に特別交付金を出します。
どうしてここまで下品なことをして政府は原発に執着するのでしょうか。

エネルギー資源不足に悩んだ政府は、広島、長崎の原爆の恐るべき破壊力を見て、原子力を平和利用できれば日本はエネルギー問題から解放されると思いました。
苦労して原発を導入し、電力を供給できることがわかり、原発は「国の力」になりました。

今でも政府は原発は「国の力」と信じています。
この政府の信念が時代に合わなくなってきました。

どこの先進国でも原子力施設周辺の放射能汚染が問題になっています。
特に大規模放射能漏洩を起こさなくても、施設から放射性物質が自然に排出されているため、長い間に周辺の放射能が上がっています。
政府は安全と言いますが、民間の環境保全団体などの調査では危険と判断される場所が増えています。
まして大規模放射能漏洩をおこした施設については、周辺はもちろん、外国まで含む広範囲が微弱放射能汚染地になっています。
政府は安全と言いますが、専門家は微弱放射能も生命に危険と警告しています。
原発は、電力を供給できる利点よりも地球環境を放射性物質と廃熱で破壊する欠点の方を真剣に考えるべきです。

従来の政府の信念が現代および未来に通用するかと私達は考えるべきです。
危険と思うならば大胆に政府に信念を捨てさせ、現代および未来に通用する信念を持たせなければなりません。
それができるのは過去に縛られる政府ではなく、現在と未来に生きる私達だという自覚が重要と思います。

人々を動かすにはお金だよなどと政府から言われているようでは私達の文化水準は高いとは言えないのではないでしょうか。
昔は優秀と言われた官僚も今は無能となり、政府は私達の命を守れなくなっているのではないでしょうか。


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