ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

政府を信用して不幸になったら政府を批判すればすむか

2014年05月30日 | Weblog
東京電力福島第一原発事故の影響でほとんどの原発が停止しましたが、その結果、火力発電を増やしたから炭酸ガス排出が増えたと政府は言い、原発推進の必要性を主張しています。
しかし炭酸ガス排出が増えたという一点のみ強調し、原発推進を主張することは大きな誤りです。

人々は省エネルギーの工夫努力をしたでしょうか。
電力会社等は効率のよい最新火力発電技術を導入したでしょうか。
原発は非常にエネルギー効率が悪く、70%が廃熱として海に捨てられ、海水温を上げ、地球温暖化の原因になっていることを知っているでしょうか。
出てくる放射性廃棄物は保管場所がなく、危険な状態で原発敷地に永久保管せざるをえなくなることを知っているでしょうか。
その周辺の町は、原発の危険性の故に生活生産が不利になることを知っているでしょうか。
福島第一原発のように大規模放射能漏洩をおこせば、生活生産不可能になります。

今後原発で大規模放射能漏洩がおこった場合、避難するより家の中にいた方が被曝量が少ないそうです。
それではいつまで待てば安全地に避難できるのでしょうか。
避難が遅れれば遅れるほど被曝量は増えていきます。
これが原発事故対策でしょうか。

こんなことを平気で言う政府が人々の生命に責任を持っていると言えるでしょうか。
これまで原発に投資したお金の回収ができていないという理由で原発推進に執着する政府は、日本を破滅させます。
人々の命を軽視し、未来や子孫のことを考えない政府を信用したら戦前戦中戦後の二の舞です。
否、もっと悲惨だと思います。

民主主義とは、政府を信用することではなく、人々が政治を考え、政治に責任を持つことではないでしょうか。


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