ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

火力でも原子力でもなく、自然エネルギー利用技術に挑戦してほしい

2017年06月03日 | Weblog

人類が石炭、石油、天然ガス、木などの可燃物を燃やしすぎていることは明白です。
特に近世産業革命がおこってからエネルギー需要が急増し、手当たり次第に可燃物を燃やしてきました.
それでもまだ石炭、石油、天然ガス等があるのでその蓄積量に驚きます。
しかし数億年、あるいは数十億年かけて蓄積した可燃物を近世数百年で消費するのは誰が考えても危険なことです。
人命が環境の急変に対応できないという問題が大きいからです。

したがって世界が炭酸ガス排出量を大幅に減らそうと工夫努力することは正しいことです。
人口に比して炭酸ガス排出量が非常に多いのは先進国です。
したがって先進国が厳しい排出規制を受けるのは当然のことです。

今回、突出して一人当たり炭酸ガス排出量が多いアメリカがパリ協定を離脱すると決定したことは大きな誤りです。
開発途上国の排出規制が甘く、アメリカの排出規制が厳しいのはアメリカの人々にとって不公平と言いますが、一人当たりで見たアメリカの排出量が突出して多いのは開発途上国の人々にとって不公平です。

開発途上国の排出規制が甘いことが不満ならアメリカは炭酸ガスを排出しないエネルギー技術の開発を急ぎ、できるだけ早くその技術を開発途上国に採用してもらって開発途上国も排出を先進国並みに減らしてもらうことです。
この程度の常識が通用しないことはアメリカの世界指導力が低下した証拠です。

アメリカには思考がすぐれた人が多いと思います。
彼らが頑張ってアメリカを常識に戻すことを期待します。

直視することができないほど太陽は厖大なエネルギーを出しています。
近年太陽エネルギー利用技術は急速に発達しました。
日本の経済界が、新エネルギー技術を開発し応用することで経済を発展させると発表し、一斉にアメリカを批判しました。
トヨタがルーフに太陽電池パネルをとりつけた乗用車を発表しました。
日本の自動車会社は省エネルギー車、新エネルギー車の開発実用化で世界の最先端を走り続けてほしいと思います。

珍しく日本の経済界は前向きと思いますが、原子力に依存すると言わないことを祈ります。