ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

地球温暖化対策前進

2016年09月04日 | Weblog
2020年以降の地球温暖化対策の国際的枠組みとなる「パリ協定」は地球温暖化を防止する重要な国際協定ですが、炭酸ガス排出量世界一の中国が協定を批准しました。
中国は1人当たり経済水準がまだ低いので、炭酸ガス排出問題は先進国の問題と主張して抵抗すると思っていましたが、自国の排出も問題と認識したようです。
環境問題で中国が先進国と協調する路線を出したことは素晴らしいことと思います。
アメリカも批准しました。
アメリカと中国の2か国だけで世界の炭酸ガス排出量の40%を占めます。
協定年内発行は実現するでしょう。

アメリカと中国は、経済力、軍事力で張り合いながら、両国で相談して世界を指導しようとする動きを示してます。
世界のことを考える「よい国」としてではなく、世界の2強として世界をことを考える「強い国」として動いています。
人間主義、民主主義から考えるとこれは望ましいことではありませんが、当面は、強大国がいい方向で世界のことを考えることはいいことだと思います。

しかし、両国は強大国ではありますが、ほかの国々を軽視して勝手なことができないことは経験的にわかってきていると思います。
世界のことを考える「よい国」としての動きが強くなれば、いっそう国連を立てることで協調するようになるかもしれません。

今日から中国ハンチョウ(杭州)で2日間の日程でG20首脳会議が開催されます。
中国は次第に世界との協調を学び、「よい国」を演じるようになると思います。

日本は「パリ協定」をまだ批准していません。
原発で炭酸ガス排出を減らすことを考えてきたが、今、放射能漏洩・汚染問題で原発が大問題になっており、国の方針が不明確になりました。
迷っている間に石炭火力発電が急増し、世界から非難されています。
省エネルギーでは日本はよく頑張っているのに、発電については迷いが続いています。