ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

豊洲新市場敷地の土壌汚染については東京ガスに第一責任がある

2016年09月23日 | Weblog
豊洲新市場の敷地は東京ガスの工場跡地です。
跡地の土壌は危険物質で汚染されていました。
罰として東京ガスは危険物質除去を命じられるのが普通です。
ところが不可解なことですが、東京ガスは東京都から汚染対策費を請求されただけです。
そして汚染対策は東京都が行いました。
豊洲新市場の建設を急いだので東京都は東京ガスの責任を厳しく問わなかったのでしょうか。

東京ガスが負担した汚染対策費が178億円、東京都が負担した汚染対策費が849億円だそうです。
東京都の負担割合が非常に多いというのはおかしいことです。
合計1027億円投入されたが、今新聞テレビで報道されているように、それでも汚染対策が不十分であったことがわかりました。

東京都は甘すぎ、東京ガスは無責任すぎると思います。
東京ガスは都市ガス供給という公共性の強い事業をやっているということで土壌汚染の責任を厳しく問われていません。
広域放射能汚染を起こした東京電力が手厚く国から保護されているのと同じです。

同じ効力を持つべき法律が強大機関には甘く、弱小機関には厳しいというのは問題です。