EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

東西南北から見た松山城天守 番外その3・彼岸花とツルボ

2015年09月26日 | 伊予松山歴史散策
彼岸花とツルボ

伊予松山城本丸に毎年9月中頃から咲きだす「ツルボ・蔓穂」があります。
今年も写真を撮りに行って来ました。
余り目立たない花で、ひっそりと、控え目に、何気なく咲き品の有る花です。三年前にこのブログに掲載し、私は植物の知識がなくこの花の名前が分かりません。伊予松山城には打って付けの花だと思います。・・と書きましたら直ぐにブログを見て頂いたかたから、この花は「ツルボ・蔓穂」ですよと教えて下さいました。
それ以来忘れることなく毎年写真を撮りに行っております。
現在松山城は、本壇の下、東から北側は工事を行っておりまして一周出来ませんので東・北側の、「ツルボ・蔓穂」の花を見る事が出来ません。
その代わりに今年は、「彼岸花とツルボ」が一緒に咲いている所がありました。乾櫓の前です。また来年も撮りに行きます。


「ツルボ・蔓穂」で余り大きくなく、控え目で、気品のある花お城には打って付けの花だと思います。


乾櫓の前で、石垣の間から彼岸花と一緒にツルボが咲いていました。するとそこにアゲハチョウが飛んで来ました。石垣の下から撮りました。


野原櫓側から。


再度下から、乾門内側から


バックが白い雲、やはり青空が映えて映りがいい。


石垣の間から元気に花を付け、殺風景な風景に秋の季節の花が似合う。


ツルボは球根か、種子か何方で繁殖するのか知識がなく分かりませんが、水分の少ない肥沃でない所によく育つものだ。


筒井門の西側で撮りました。


大手門跡から隘路を通り太鼓櫓の下に咲いておりました。奥に天守、右側一部見えるのは馬具櫓。


9月中旬頃に伊予松山城にお越しになられる皆さん是非お城を見ながらツルボの花も鑑賞して下さい。ツルボは、別名サンダイガサ(参内傘)で、公家が宮中に参内する時に従者がさしかけた傘をたたんだ形に花穂を見立ててこの名が有る。・・と資料には説明されている。
東京新宿御苑では、最盛期の頃は、あたり一面が淡紫色に染まり、秋の訪れを知らせるツルボの花を是非ご覧下さい。・・とも紹介されている。

コメント
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