kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

日課

2014-05-15 08:15:30 | 日記
米国やドイツが今週最高値を更新するなど世界的な株高基調にも拘わらず日本
株はなかなか低迷から抜け出せません。いくつかの原因がありそうですが株価を
決めるのは最終的には企業業績だということを考えると決算発表の際明らかに
なった日本企業の今期業績見通しが期待外れだということが大きいようです。

事前予想がこれだけアナリスト平均と会社側との乖離が大きいことも珍しいこと
です。消費税率の引き上げ悪影響や新興国景気や通貨安といったマイナス要
因をどこまで数字に織り込んだかどうかが両者の差でしょう。会社見通しが最低
限という見方もあり今後どこまでアナリスト平均に近づけるかで株価の水準も変
わってきそうです。いずれにしてもしばらく時間が必要でしょう。

海外株高が東京市場を支えているのが現状です。しかしいつまでも海外株高が
続く保証はありません。米国もドイツも高値を更新したということは何かのキッカ
ケで調整局面に転じるかもしれません。世界的な株高で沸き立った年末から一
転年始にはあっという間に調整局面になったことを忘れてはいけません。

NY市場の上昇は金融緩和状態の長期化や経済指標をみる限りまだまだ続くと
いう見方もあります。テクニカル的にも1万6000ドル台の上値抵抗ラインを突破
したことによりなお先高観は増していくという見方もあります。しかしNYダウが
過去最高値を更新したにも関わらず売買高は膨らんでいません。むしろ減少
気味です。これは何を意味しているのでしょう。その答えが出るのはもうしばらく
後のようですが。

さて今後も株価を左右するいろんな出来事が多く出てきます。毎朝チェックする
項目は投資家それぞれだと思いますが、私の場合次のような項目に注意を
払っています。

空売り比率 
空売り比率が高まると反発局面では上げ幅が拡大する傾向がある。
例)12日35.1%→13日32.9% 13日の日経平均275円高
空売りの買い戻しが上げ幅拡大

NY市場の日足チャート 
NY市場がくしゃみをすれば東京市場は風邪をひく日本の固有の上げ材料が不足
している現在の状況では海外情勢次第で東京市場の値動きが決まってくる。

米ドル/円チャート 
為替は世界経済の鏡 地政学リスクや景気や金融政策などすべての要が価格
変動に現れる

毎週火曜日に夕方4時に東証が発表する信用取引の残高(※この項目は週一回
です)
先週の上昇局面あるいは下落局面で個人投資家はどう動いたのかを知る手掛か
りになる。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トップの経営方針 | トップ | IPO銘柄泣き笑い »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事