8日の東京株式市場は177円高の9768円でした。
数字の上では終値ベースで11日の地震発生後の高値を
記録しました。まあ売買代金は活況の目安の2兆円を下
回っていますしこれといった好材料が出たわけではあり
ません。
朝方、余震による下げが限定的だったことで先物中心に
買戻しが全体の指数を押し上げました。またこのところ
売られていた東電が人気を集めて午後ストップ高になっ
た事やファーストリテイリングが今期の業績を上方修正
したことで810円高(7.28%)した事で日経平均を3
4円押し上げました。
買いも売りも様子見ムードのところ先物中心での大幅高
はいささか違和感を感じますが、ニューヨーク市場の堅
調な事や円安で売り込みつらい雰囲気でもあります。こ
の上昇でトレンドが変わるという見方は殆どありません。
8日のニューヨーク市場は原油高、金高、株安、円高と
言う具合でした。WTIが一時113ドル台に乗せたこ
ともありインフレ警戒もムードも出てきました。個別銘
柄でもマイクロソフトやインテル、HPといったPC関
連銘柄は年初来ずっと株価は低調です。ダウを引っ張っ
ているのは石油株と通信株それにキャタピラーなどの銘
柄です。ダウが新高値と言っても株価は好調組みと不振
組と二分されています。
サプライチェーンの問題などでこのところの円安基調で
も自動車、電機、精密などの主力銘柄は戻りは限定的で
す。おそらく来週も代替エネルギー関連や材料株の一角
は賑わうかもしれませんが、全体的には方向感のない相
場展開でしょうか。
これから色々悪材料が出てくるでしょうが、その時に株
価がどんな反応をするか注意深く見て意向と思います。
いずれにしてもこの水準からは売り圧力が強いと思いま
す。やはりこの水準からの原油高には注意が必要です。
数字の上では終値ベースで11日の地震発生後の高値を
記録しました。まあ売買代金は活況の目安の2兆円を下
回っていますしこれといった好材料が出たわけではあり
ません。
朝方、余震による下げが限定的だったことで先物中心に
買戻しが全体の指数を押し上げました。またこのところ
売られていた東電が人気を集めて午後ストップ高になっ
た事やファーストリテイリングが今期の業績を上方修正
したことで810円高(7.28%)した事で日経平均を3
4円押し上げました。
買いも売りも様子見ムードのところ先物中心での大幅高
はいささか違和感を感じますが、ニューヨーク市場の堅
調な事や円安で売り込みつらい雰囲気でもあります。こ
の上昇でトレンドが変わるという見方は殆どありません。
8日のニューヨーク市場は原油高、金高、株安、円高と
言う具合でした。WTIが一時113ドル台に乗せたこ
ともありインフレ警戒もムードも出てきました。個別銘
柄でもマイクロソフトやインテル、HPといったPC関
連銘柄は年初来ずっと株価は低調です。ダウを引っ張っ
ているのは石油株と通信株それにキャタピラーなどの銘
柄です。ダウが新高値と言っても株価は好調組みと不振
組と二分されています。
サプライチェーンの問題などでこのところの円安基調で
も自動車、電機、精密などの主力銘柄は戻りは限定的で
す。おそらく来週も代替エネルギー関連や材料株の一角
は賑わうかもしれませんが、全体的には方向感のない相
場展開でしょうか。
これから色々悪材料が出てくるでしょうが、その時に株
価がどんな反応をするか注意深く見て意向と思います。
いずれにしてもこの水準からは売り圧力が強いと思いま
す。やはりこの水準からの原油高には注意が必要です。