Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Pegna P.C.1 No.6

2021-04-16 | PEANUT SCALE MODELS



塗装でいつも問題になるのが資料と写真です。完璧に揃っていればなんの不安もありませんが、いつもそんな機体ばかりじゃありませんし、古典機になってしまえばモノクロ写真が当たり前です。
この機体も資料や写真に乏しく正確なものが見つかっていません。当時のイタリア機であればおそらく全身赤だったであろう・・・ぐらいのものしかありません。ですからここはちょっと冒険して「空想の世界?」でカラー・ドキュメンテーションを考えてくれたボラーレ・プロダクツのジョージ・ブレッドホフト(George Bredehoft)さんの考察を尊重して使わせてもらいました。
こちらの記事は非常に良く出来ていて参考になりますので、ぜひ翻訳なんかして読んでみてください。

Pegna P.C.1 – DOCUMENTATION


心変わりしないうちにまずは主翼を胴体に差し込んでみます。紙貼り前はクリアランス・ゼロで押し込みましたが紙を貼ったら以外にスルリと入りました、引っかかる所が無くなったのかもしれません。ま、良いことです。前縁と後縁をピンポイントで接着したら差し込んだ部分の段差を無くすために5mm幅のテープ状に切った紙を貼っておきます。主翼の裏側は必要ないかな?と思いながらこちらにも貼っておきました。





白は胴体側面だけマスキングしてから吹きました。赤とグリーンのイメージは? 





垂直尾翼で確かめながら・・・グリーンはもう少しマットにしたほうが良かったみたい。





これはシルバーを吹く時のマスキングですね。
そんなこんなで塗装は進みます。マスキングのテープが浮いてたりするとギザギザハートになったりしてへこみます。昔はシンナーで全部拭き取ってからもう一度塗装したことがありますが、今はそんな元気ありません!見なかったことにします。
それでも気になる時は修正してるんです、手間と時間をかけずシンプルに・・・





白、赤、グリーン、シルバーの順で吹いたら問題の胴体側面です。ここをブラシで加工する腕もありませんから木目模様を印刷した紙を貼ることにします。下地の紙を剥がして貼ることも出来ますがかなりリスキーです。紙の裏側を可能な限りサンディングして3Mのスプレーボンドじゃ重くなりそうなので、大量の水で薄めた極薄のノリを使って貼りました。





白ベースとなりますから木目の感じはこの方が正解だったかもしれません。ちなみに木目の模様や色合いは6種類も作りました(徒労?)。





色のバランスとかコントラストは良くなりました。恐ろしいのは重量増加だけですね・・・





ノーズにあるラジエター部分はどうしよう。この曲面に直接ライン入れるのも勇気が必要ですし、そもそも同じピッチでテーパー上にライン入れるなんて私には無理!
そこで何種類かサンプルを作って実際に乗せてみます。みんな同じように見えますがラインの太さや間隔が全部違います。





ゴールドを吹いた紙に問題なく使えそうなラインを印刷しました。この曲面に1枚で貼るのも絶対に無理!結局4ピースにして貼りました。





雰囲気は良くなりましたね。





オープン・コックピットですから操縦士も必須科目?です、紙粘土で作ります。顔の部分だけプラモデルから拝借、それ以外はいつもの爪楊枝と綿棒の共同作業。上半身はかなり雑ですが、まあ見えないし・・・





座ってもらいます。うーん座高が高い! 何度か調整しております。





まあ、こんな感じでしょうか?ってところまで来ました。





そろそろ完成が近づいてきました。嬉しくもあり、不安でもあり・・・飛ぶんですかね???





スピンナーとプロペラ作ります、あと操縦士も塗装しなくちゃね!




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