Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Peanut scale of Bill Hannan's 「ONE KNIGHT IN BOSTON」 no.1

2015-01-16 | PEANUT SCALE MODELS
ウイットマン「テールウインド」は胴体から作り始めました。今のところ順調です・・・ノーズの上面にある膨らみを、バルサ・ブロックでは無く1枚のバルサ・シートで表現出来ないか試してみます。

しかしその前にピーナッツ・サイズで製作したビル・ハンナンさんの「ワン・ナイト・イン・ボストン」に関係する問い合わせが最近多かったので、ちょっと古いネタですが簡単な解説と写真だけ掲載しておきます。



最初に角材を選んだらその勢いで胴体側板を一気に組み立ててしまいたいところなんですが、図面を見ると胴体下部の前半分はラミネートしたバルサが描かれていますので恐らくこの曲線は1本の角材で曲げることは無理と判断しての2枚仕立てなんでしょうね。それによって強度も上がりますから、真面目にボール紙でテンプレートを作ります。バルサ角材はラミネート用の薄い物を使います。



ラミネート・バルサの型紙を作るのは久しぶりで、まさしく教科書的お手本です。バルサの接着は薄めた水溶性ボンド(グルーイット)、ボール紙の切り口はシリコンオイルを付けた指先でなぞります。



この際、面倒でも一緒に角材以外のシートバルサ・パーツを切り出しておきます。ノーズソケット部分、主翼取り付け部分、ゴム掛け部分、すべて角材と同じ厚みが理想的。モーターペグや主翼位置決め用の穴も側板2枚重ねで開けておくとよろしいかも。ここまで準備できればもう完成したような物、後は角材切りながら接着するだけです。



角材を力ずくで曲げなくちゃ行けないところもありませんから、図面上で平穏に作業は進みます。下敷きのフィルムはちょっと色の付いた物を使っています。



1枚の側板が完成したら、フィルムの周りを側板に合わせて切り取ってしまいます。出来ればバルサから飛び出さない位同サイズに切ります。それが無理でしたらそれなりに・・・



裏返したら同じ作業の繰り返し。外寸は最初に作った側板と同サイズを心がけ、縦方向の角材も可能な限り合わせます。



明日に続く・・・
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