Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Repair of Historical Peanut Scale Models No.2

2013-11-08 | PEANUT SCALE MODELS

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Zlinでしょうか、リブやストリンガーの入り具合はかなり頑張ってます。尾翼の一部とノーズが破損、バルサの部分的な取り替えとワイヤーの取り回しを変更しました。左翼に付いたタブは受けてますから、ちょっと左旋回がきつめなのかもしれません。余計な小細工無しでサラリと作ってあるところが美しい・・・

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お次はP-39エアラコブラ君、エサキさんちのグリーンが貼ってありました。この頃の機体は現在と比べるとどれもシンプルです。しかしプロペラだけは手が込んでます。このペラ回すにはきっと飛行調整も簡単じゃなかったと思いますよ。

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そしてピッツ・スペシャル、ほぼ完璧と思いきや下翼がはずれスパッツが破損。

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密着していないので小さな衝撃を受けてもはずれやすい構造です。 ゆるめに取り付けて衝撃吸収毎回修理スタイルにするか完璧固定にするか? ここはどっぷりセッター流して瞬間噴射! もう取れません。

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ちょっと難儀なマッキ君です。きれいな弧を描く左主翼後縁が複雑骨折。糸のテンションがかかっているので本当はそれを取り除いてから直したいところですが、翼端を引っ張っておいて作業開始。

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翼紙を全体的に霧吹きして延ばした状態で作業します。乾燥してくる間に細いカーボンを埋め込み瞬間で骨太君にしました。

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尾翼も骨が数カ所折れていましたので、カミソリで小さなスリットを入れたら瞬間を流し込みます。

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紙の破れたフロートも手直ししました。もう一度飛行調整が必要かもしれませんが、その時間は無し・・・

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ハンナンさん大好きフォッカーも比較的軽傷で、ランディング・ギアがはずれている、そして糸が弛んでいるのを直して修理完了。現役復帰してコンテストに参戦可能な状態です。

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良い雰囲気の色になっていましたが、使ってある素材がちょっと重め、でもきれいな仕上げです。

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4本タイヤは伊達じゃないと思うけど、この素材は何を使っているのか不明でした。針で穴を開けて調べたかったけど止めました。

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最後になりました。強風君もシンプルな作り、でもよく考えて作ってあります。何処といって不満はない作りですが、強烈なインパクトもない?でも軽いからガンガン飛ぶんでしょうね。恐らく50秒くらいは朝飯前ですね、コントラ・ユニットはスムースに回転しますから!

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大きなフロートが存在感たっぷりです。

今回の修理で色々と勉強させてもらいました。今後役に立つかどうか解らないけど、修理の腕が上がっていますように・・・・・

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