函館海上保安部所属の巡視船「びほろ」が老朽化のため3月の解役を前に、今日函館港で“お別れの一般公開”が行われ見学...。巡視船「びほろ」は昭和55年(1980)に建造・就航し、当初福井県の敦賀海上保安部に「えちぜん」として配属になったが、その後、平成20年(2008)に函館海上保安部に配属替えとなり、船名も「びほろ」に改められた...。
「びほろ」は道南海域を中心に警備救難業務を行っているが、平成23年(2011)の東日本大震災に伴う捜索救援活動やつい先頃の奥尻島沖で機関故障で島に乗り上げる恐れが生じたロシア船籍タンカーの救助活動に従事するなど、32年間の任務でこれまで約41万㌔を航行...。
また、「びほろ」は526総トン、全長67.8m、全幅7.9mでそれほど大きな船とは感じられず、救助救難に悪天候が付きもので「大丈夫なんですか?...。」と訪ねると、「大丈夫かどうかは分からないが、大丈夫と信じています。」とのこと。
前甲板には20mm砲機関銃が置かれている...。話を聞くと他の巡視船で使用事例はあるが、「びほろ」では実際には使用したことはないそうだ。ただ、訓練は常に行われ薬莢が飛び散り怪我などしないかかなり緊張するとのこと。
興味のあった無線室は、残念ながら撮影禁止...。モールスは廃止になって全て電話での交信となっているが、中国船やロシア船はモールスの方が...。
見学者がそれほど多くなく、乗組員の方に結構つまらない質問をあちこち出させてもらったが、、皆さんそれに丁寧に答えてくれた。まだまだ冬場の荒天が続く...、何時救難活動の要請がくるか分からないし、この荒天の中での警備活動も大変だ...。3月5日の解役まで頑張って...。
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「びほろ」は道南海域を中心に警備救難業務を行っているが、平成23年(2011)の東日本大震災に伴う捜索救援活動やつい先頃の奥尻島沖で機関故障で島に乗り上げる恐れが生じたロシア船籍タンカーの救助活動に従事するなど、32年間の任務でこれまで約41万㌔を航行...。
また、「びほろ」は526総トン、全長67.8m、全幅7.9mでそれほど大きな船とは感じられず、救助救難に悪天候が付きもので「大丈夫なんですか?...。」と訪ねると、「大丈夫かどうかは分からないが、大丈夫と信じています。」とのこと。
前甲板には20mm砲機関銃が置かれている...。話を聞くと他の巡視船で使用事例はあるが、「びほろ」では実際には使用したことはないそうだ。ただ、訓練は常に行われ薬莢が飛び散り怪我などしないかかなり緊張するとのこと。
興味のあった無線室は、残念ながら撮影禁止...。モールスは廃止になって全て電話での交信となっているが、中国船やロシア船はモールスの方が...。
見学者がそれほど多くなく、乗組員の方に結構つまらない質問をあちこち出させてもらったが、、皆さんそれに丁寧に答えてくれた。まだまだ冬場の荒天が続く...、何時救難活動の要請がくるか分からないし、この荒天の中での警備活動も大変だ...。3月5日の解役まで頑張って...。
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「びほろ」は退役後解体されるので、「無線機はどうするのですか?」と尋ねましたら、他の巡視船の予備機として
とっておくそうです。払い下げるようなことはないようですね。当たり前か...。
小さな船で荒天に立ち向かい命を賭けての勤務は大変そうでした。